日本の高機能ケータイの1機能をピックアップして
色々とテストするのが本連載の主旨
ガラパゴスケータイなどと言われることはあっても、日本のケータイの1つ1つの機能を見ていくと、やっぱりスゴイ! 職人芸とも感じられる開発力でそれぞれの機能が作り込まれている。
この連載ではそのような機能の1つをピックアップして、複数の端末を用いてテストをしてみた上で、機能の比較やその性能のほどを見ていく。その上でケータイ選びの参考になれば幸いである。
第1回の今回は「名刺リーダー」。ビジネスマンであれば仕事をしていく上で嫌でもたまっていく名刺を、ケータイのカメラで撮影するだけで名前や電話番号などの情報をアドレス帳に登録していってくれる。
この名刺リーダー機能、すべての機種に搭載されているわけではないし、また機種ごとに認識率や使い勝手などに差がある。今回はその「差」を確かめるため、実際に名刺の撮影テストを行なった。
8種類の名刺と2種類の葉書を用意した!
というわけで、今回テストに用意した端末はNTTドコモ「F-03B」、au「SA001」、ソフトバンク「940SH」の3モデル。また名刺はこちらで8種類のサンプルを作成した。
そのサンプルは以下のとおりである。
さらに「正月にもらった年賀状を整理できたら便利かも!」という思いつきで、あえて葉書の差出人の名前を認識できないかチェックしてみた。
なお読取りは通常3回テストを行ない、読み取りがうまくいかない場合は、さらに何度か読み取っている。注目のテスト結果は次ページで!
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