パナソニックからハイビジョンビデオカメラ3機種が発表された。ラインナップは96GBという初の大容量メモリーを内蔵する「HDC-TM70」(実売価格12万円前後)、64GBメモリー内蔵の「HDC-TM60」(同10万円前後)、160GB HDD内蔵の「HDC-HS60」(同10万円前後)となる。発売日は2月20日。
新機種は光学+デジタルズームを併用する「iAズーム」において超解像技術を採用。画像処理を行なうことで最大35倍ズーム時でも解像感の高い画質で記録できる。なお、光学ズームは最大25倍で、焦点距離は35mm換算で35.7~893mm。従来機種(HDC-TM30、41.1~706mm)と比較して広角化している。
手ブレ補正機能「POWER O.I.S」も内蔵ジャイロセンサーを刷新することで強化。従来機と比較して、手ブレ補正精度は5倍になっているという。さらに顔の個人認識機能も備えており、例えば自分の子供の顔を事前に登録しておけば、撮影時に優先的にピントを追従させることができる。
撮像素子は動画撮影時有効211万画素(静止画撮影時228万画素)のMOSセンサーを採用。動画有効画素は従来機の1.3倍となっている。
このほか、マイクが拾った風の音を制御する「風音キャンセラー」機能を新たに搭載する。