Verizon、Sprint、T-Mobile
アメリカでは主要キャリアがAndroid端末を販売
CESの展示会場には、いくつかのAndroid端末があった。見つけることができたのは、モトローラ「Droid」、ソニー・エリクソン「XPERIA X10」、サムソン「Moment」「BEHOLD II」の4機種。さらにはAndroidを採用した電子ペーパー端末であるenTourage社の「eDGe」などもあった。
モトローラのDroidはアメリカではすでにVerizonからリリースされているモトローラ製端末。スライド式キーボードを装備する。こちらは、3.7型の液晶(854x480ドット)で、オートフォーカス、手ぶれ防止などの機能を備える5メガピクセルのカメラなどを備える。またオプションでクレードルなども用意されている。
ソニー・エリクソンのXPERIA X10の展示機は、設定で日本語が選択可能で、すでに日本市場での販売にむけた準備が完了しているようだ。日本語入力では「POBox Touch」という表示があった。OS自体は1.6ベースだが、独自のUIを装備し、通話やTwitterのメッセージ履歴が3D表示され、該当の項目にすぐにアクセスできるほか、アプリケーション別に表示させるといったことも可能だ。
スマートフォンとしてのスタートでは後発となるAndroidだが、プラットフォームとしてみると、すでに広く普及しはじめているといっていいだろう。