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2010 International CESレポート Vol.6

Nexus Oneだけじゃない! CESで見つけたAndroid端末

2010年01月12日 18時00分更新

文● 塩田紳二

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Verizon、Sprint、T-Mobile
アメリカでは主要キャリアがAndroid端末を販売

 CESの展示会場には、いくつかのAndroid端末があった。見つけることができたのは、モトローラ「Droid」、ソニー・エリクソン「XPERIA X10」、サムソン「Moment」「BEHOLD II」の4機種。さらにはAndroidを採用した電子ペーパー端末であるenTourage社の「eDGe」などもあった。

 モトローラのDroidはアメリカではすでにVerizonからリリースされているモトローラ製端末。スライド式キーボードを装備する。こちらは、3.7型の液晶(854x480ドット)で、オートフォーカス、手ぶれ防止などの機能を備える5メガピクセルのカメラなどを備える。またオプションでクレードルなども用意されている。

スライド式のキーボードを備える。液晶の長辺が854ドットあり、常に横向きで使うほうがWebなどの表示も見やすい感じがする

 ソニー・エリクソンのXPERIA X10の展示機は、設定で日本語が選択可能で、すでに日本市場での販売にむけた準備が完了しているようだ。日本語入力では「POBox Touch」という表示があった。OS自体は1.6ベースだが、独自のUIを装備し、通話やTwitterのメッセージ履歴が3D表示され、該当の項目にすぐにアクセスできるほか、アプリケーション別に表示させるといったことも可能だ。

左写真で表示しているのは、メッセージなどの履歴で、過去のスクリーンが3D表示されている。該当のスクリーンを横に動かすとその画面へと移行する。また上部のアイコンで、アプリケーションやサービス別の表示もできる。日本語入力もすでに実装されていた

 スマートフォンとしてのスタートでは後発となるAndroidだが、プラットフォームとしてみると、すでに広く普及しはじめているといっていいだろう。

Moment

Samsungの「Moment」。3.2型の有機LED(AMOLED)をメインディスプレイに採用。スライド式キーボードを搭載する。Sprint社向けなので、CDMA2000対応となる

BEHOLD II

SamsungのBEHOLD II。こちらはT-Mobile向け端末。3D表示のメニュー機能(3D Navigation Cube)を備える。5メガピクセルのオートフォーカスカメラ内蔵。

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