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古田雄介の“顔の見えるインターネット” ― 第63回

なぜ秒刊SUNDAYはわざと炎上する方向に進むのか?

2010年01月11日 12時00分更新

文● 古田雄介

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秒刊SUNDAYの目標は一部上場企業

―― なるほど。では、そうして育てていったサイトの行く末ですが、目標はどんなところに置いているのでしょう。今後の展望を聞かせてください。

湯川 正直なところ、炎上ばっかしているのは疲れるので、ニュースサイトとして落ち着こうかなという気持ちはあります。今はまだニュースサイトとしての価値は薄いですが、ゆくゆくはライブドアとか、そういうところに使ってもらえるようなサイトにしたいですね。そうなったら人を雇ってチームで記事を上げていけるなと思います。

 チームで更新したいという気持ちはけっこう前からあるんですよ。でも、今のテイストはたぶん僕だけしか出せない。絶妙バーガーの記事でも人に頼んでいたら、普通に楽しい感じのまともなのができるでしょう。それだとGIGAZINEでいいじゃんとなってしまう。バイオレンスな記事のままだと、人を雇うのは厳しいんです。

―― でも、人を雇って(編集部で運営している)GIGAZINE的なサイトにしたい気持ちもあると。

湯川 いや、もっとです。ブログだけ書いて大人数の企業というのは難しいでしょうけど、目指しているのは一部上場企業ですね。そこまでいけば僕も満足できる。まあ、目指すだけならタダですから(笑)。

 今、サイトのアクセス数は1ヵ月で200万PVなんですよ。この10倍はほしいと思っています。だけど「まずは300万PV/月」と考えると、1日10万PVが必要になりますよね。10万PVって、ウチのサイトが炎上したときのアクセス数なんですよ。だから、今のままやったら、毎日炎上させないと次のステップにもいけない。だから、ここから先は人の力を借りたいなと思うんですよ。

相変わらずのポーズの湯川氏。「この記事を会社の人が読んだら、正体バレませんか?」との質問に、「そっくりさんだと言って切り抜けます」と答えた

―― 法に触れてでも炎上させたい心がありつつも、建設的な目標に進むわけですね。

湯川 まあ、そういう気持ちはありますね。だけど、秒刊SUNDAYがニュースサイトとしてちゃんとしたら、そのときは別のサイトを立ち上げていると思います。そこでひとりでバカなことをやって、バイオレンスな記事を書いて、時に炎上させることもあるかもしれないという。馬鹿なネタとちゃんとしたニュースを切り離したい、というのが答えかもしれません。

―― 「閉鎖」どころか、かなり具体的な計画が立てられていて少し驚きました(笑)。

湯川 いえ、閉鎖もありえますよ。この記事のブックマーク数が500を超えたら本当に閉鎖します。



筆者紹介──古田雄介


古田雄介

 元建設現場監督&元葬儀業者&現古銭マニア&毎週仕事で秋葉原と都内量販店に足繁く通う毎日を送る現デジタルライター。「古田雄介のブログ」では、皆さんのお勧めサイトを募集中です。また、ワクテカで掲載しきれなかった管理人さんたちの「もっと顔の見えるインターネット」コメントも随時掲載予定です。




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