パナソニックから、年間消費電力を抑えた液晶テレビ「VIERA X2」シリーズが発表された。同クラスのテレビとしては業界No.1の省エネ性能だという。32V型「TH-L32X2」(予想実売価格10万円前後)と26V型「TH-L26X2」(同9万円前後)の2機種で、発売日は32V型が2月5日、26V型が2月26日。
32V型では、バックライトの蛍光管を直管からU字管にすることで本数を減らし(14灯→4灯)、従来機と比較して年間消費電力を約45%削減(40kWh/年)。
26V型はエッジライト型のLEDバックライトを採用し、従来機と比較して年間消費電力を約40%削減した(43kWh/年)という。
ちなみに32V型の定格消費電力は66W、26V型は58Wとなっているが、待機時消費電力は32V型が約0.1W、26V型が約0.3Wとなっており、年間消費電力では32V型の方が低い形になっている。
32V型は「新IPSαパネル」を、26V型には「新IPSパネル」を採用。映像を広視野角(上下左右178度)で見ることができる。どちらも解像度は1366×768ドットだ。
そのほか、部屋の明るさを検知して、自動で視聴環境に適した映像の明るさや画質に調整する「エコナビ」機能を新たに搭載。消費電力を最大約5%低減する。
なお、同社は通常の蛍光管バックライトを採用したシンプルモデル「VIERA C」シリーズも同時に発表している。32V型「TH-L32C2」が2月5日発売、22V型「TH-L22C2」と19V型「TH-L19C2」が2月26日発売となる。予想実売価格は32V型が9万円前後、22V型が7万円前後、19V型が6万円前後となっている。ちなみに22V型と19V型はBS/110度CSデジタルチューナーを内蔵しない。