GIGABYTE「GA-P55A-UD3R」
USBバスパワーが3倍凄い! 噂のマザーで耐久テスト!
USB接続の電子カーペット
80℃まで熱くなるカップウォーマー
ぬぅ! これでも4.25Aしかないっ! 格なる上は、家にあるパーツを使ってUSB駆動するしかない!
USB扇風機
単なるペルチェ素子
計算上では、これらを全部つなげれば5.78AとなりUSBの規格で定められている5Aをオーバーできる!さっそく「GA-P55A-UD3R」をケースに入れて実験してみよう。
オリオン座と満月を背中に抱える「GA-P55A-UD3R」
手が寒さでかじかんで接続が大変だったが、ご覧のようにすべてのUSB機器を接続し、5.8A取っても問題なく動作した!
余りの寒さのため残りの実験は部屋に戻って行ったが、5Aをオーバーする多数の装置を接続しても異音や異臭ひとつせず、Windows7は安定して動作していた。素晴らしい!グレイトである!
あわせて従来のマザーボードと「GA-P55A-UD3R」でPSPのバッテリ充電テストを行ってみたが、充電時間に差は見られない。充電ぐらいじゃぁ、それほど電流が流れるワケでもなく、従来のマザーボードでも「保障はしていない」が500mA以上流れるためだ。
今回は5Aオーバーまでの実験しかできなかったが、「GA-P55A-UD3R」は理論上23.4Aまで取れる設計だ。これならUSB接続の電子レンジやエアコンを使うってワケでもなきゃ、まず電源不足に悩むことはない。とはいえ理論値の限界までテストするのは、かなり危険であることを最後に添えておこう。なにせコレだけの電流を流せる電線となると、屋内配線用に使う極太ケーブルが必要になるからだ。
こ、こいつ! 違うぞ、ザクなんかとは!
速度もパワーも!
これまで「GA-P55A-UD3R」でいろいろ実験してみたが、高速な転送速度を持つUSB 3.0およびSATA3.0は、連邦の化け物を凌駕する戦力となる。今後、HD動画の普及などでファイルサイズはますます肥大化し、ハードディスクなどのストレージはさらに大容量化が進むのは明らかである! あえて言おう! 従来式はカスであると。ファイルの移動やコピー時間を短縮できるこの新型は、我々を勝利を約束してくれるのである。
いわんや同製品はUSBに独自の電源回路を採用し、規格の3倍の電力出力を実現している。通常の3倍ものUSBバスパワーを使えるということは、さまざまな武装オプションを搭載しても電源不足に悩まされることはない!
「GA-P55A-UD3R」の実売価格は1万5000円前後で、他のマザーボートど比べてもとりわけ高額というわけでもない。むしろこれだけの機能を有しているのだから、Core i5/i7を使う場合においては最高の選択となりうる製品だろう。ジーク!ジオン!
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