ThinkPad初のネットブック? それともCULV?
ThinkPad X100e
新しいThinkPad Xシリーズ「ThinkPad X100e」は、ThinkPad Edgeと同様のコンセプトで開発された11型クラスのモバイルノートである。実売価格は7万円以下とネットブック並みの価格だが、プラットフォームにAMD Vision Proテクノロジーを採用するなど、性能面ではCULVノートに近い。
Edge 13”と同じく、デザインは黒一色の従来のThinkPadとは趣の異なる、天板とサイドに色を配したカラーリングとなっている。カラーバリエーションは個人向けがブラックとホワイト、小規模ビジネスユーザー向けにはレッドも用意される。
キーボードもEdge 13”と同様の、新デザインの縦6列キーボードとなっている。ただし、ファンクションキーは一般的なパソコンと同じで、機能呼び出し操作が[Fn]キーとの組み合わせ操作になっている。TrackPointとタッチパッドの両方を備える点も同様だ。
個人向けモデルの場合、CPUにはAthlon Neo MV-40(1.6GHz、シングルコア)を、チップセットはグラフィックス機能を内蔵したAMD RS780MNを搭載する。液晶ディスプレーは11.6型ワイド/1366×768ドットで、本体サイズは幅282×奥行き189×高さ26.5mm、重さも約1.5kgとネットブック並みとなっている。バッテリー駆動時間は約5時間。
OSは個人/SOHO向けがWindows 7 Home Premium 32bit版を、小規模ビジネスユーザー向けがWindows 7 Professional 32bit版を搭載する。小規模ビジネスユーザー向けにのみ、Office Personal 2007搭載モデルがラインナップされている。
価格はオープンプライスで、同社直販サイトでの価格は6万9800円、小規模ビジネスユーザー向けモデルは7万2450円、Office搭載モデルが9万2400円とされている。
ThinkPad X100e(個人/SOHO向け) の主な仕様 | |
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CPU | Athlon Neo MV-40(1.6GHz) |
メモリー | 2GB |
グラフィックス | AMD RS780MNチップセット内蔵 |
ディスプレー | 11.6型ワイド 1366×768ドット |
ストレージ | HDD 250GB |
無線通信機能 | IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 2.1 |
サイズ | 幅282×奥行き189×高さ26.5mm |
質量 | 約1.5kg |
バッテリー駆動時間 | 約5時間 |
OS | Windows 7 Home Premium 32bit版 |
価格 | 6万9800円 |