このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 次へ

IMEとして「変態」 開発陣が語るGoogle日本語入力

2009年12月24日 12時00分更新

文● 松本淳

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「もうひと頑張りしちゃえ!」から諸サービスをローンチ

―― Google日本語入力は、来年登場が予定されるChrome OSにも当然搭載されると思います。ロードマップとしての位置づけを教えてください。

及川 年内にこの製品をリリースしたのは、特に開発者の方々に、我々がそういった新しいプラットフォームに対して、オープンソースでの日本語環境も整えているということを伝えたかったという意図もあります。Chrome OSやブラウザーのエクステンション、これはChrome OS上でのアプリケーションの開発を行なっていく上でも重要な要素なのですが、それらのロードマップと共にある動きです。

―― 最後に、この年末は、Googleからの矢継ぎ早の新製品リリースにかなり驚かされました。何かこのタイミングに集中した理由というのはあったのでしょうか?

及川 それは特にないと思います。日本語入力についてはいま申し上げた理由が大きかったのですが、他はどうなんでしょう……年末の休暇前にもうひと頑張りしちゃえ! ということだったかも知れません(笑)。



著者紹介――松本淳

 ネットベンチャー、出版社、広告代理店などを経て、現在は東京大学大学院情報学環修士課程に在籍。ネットコミュニティやデジタルコンテンツのビジネス展開を研究しながら、IT方面の取材・コラム執筆、映像コンテンツのプロデュース活動を行なっている。デジタルハリウッド大学院デジタルコンテンツマネジメント修士。著書に「できるポケット+Gmail」など。公式サイト 松本淳PM事務所[ampm]

前へ 1 2 3 4 5 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン