栄えある(?)トップニュースは……
カリー:じゃあ、各人のトップ3が決まったところで、iPhoneクラブとしてのトップニュースを決めようか。俺的には「iPhone 3GSの発売」しかないんですが。
ニッシー:そもそもランキングから漏れたニュースが多すぎですよ。「Flash for iPhone」も衝撃でした(関連記事)。
くじら:Flash使いの人にとっては大きなニュースですよね。最近出た、「Ustream」も革命的だと思います(関連記事、iTunes Storeで見る)。
カリー:そうだね。よく見ると、外資系企業のビッグニュースが目立つなぁ。
ニッシー:グーグルなり、アマゾンなり、大手のIT企業はきっちりiPhone対応を果たしてきているところが偉いですよね。日本でいえば、ゲームメーカーはその辺のトレンドにちゃんと乗っかってきた。
カリー:日本のゲームメーカーはかなり力を入れてますよね。ハドソンやサン電子は可能性を見抜いてApp Storeのオープン時からアプリを出していた。その後も、スクウェア・エニックスやコナミ、バンダイナムコ、カプコンなど、大手がオリジナルタイトルをリリースしてきたという。
くじら:日本のベンチャー企業もがんばってますけどね。あとソフトバンクモバイルの「iPhone for everybody」も大きい要素だと思いますよ。あのキャンペーンが、日本におけるiPhoneの普及を促進した(関連記事)。
カリー:確かに。ソフトバンクはワンセグとか絵文字もがんばってましたが、ソフトバンクで一番ほめるべきはあのキャンペーンだと思う。
ニッシー:価格戦略は効くってことですよね。単純に国産の新しいケータイ買うよりも安いですからね。
カリー:しかし、電波がつながりにくいのだけはなんとか改善してほしいなぁ……。
ニッシー:まあね。でも今年一番のニュースと言ったら、マイケル・ジャクソンが亡くなったことでしょう。
カリー:iPhoneまったく関係ないじゃん!! ビッグニュースで、俺も涙したけど。
ニッシー:関係ありますよ。くしくもマイケル・ジャクソンが亡くなったニュースは、日本におけるiPhone 3GSの発売日早朝に流れていた。
カリー:そういやそうだった! 俺は朝、ソフトバンクショップ表参道の行列に並んでいるときに、Twitterのつぶやきで知ったんだよ。これは単なる偶然とは思えない。20世紀最大のポップスターが亡くなって、新たな時代のレジェンドとしてiPhone 3GSが君臨するという予言のはず!
ニッシー:でもiPhoneが1年でモデルチェンジしたら、3GSのレジェンドが終了ですよ。
カリー:……。しかし、2009年は「おくやみ」記事が目立ったなぁ。忌野清志郎、森繁久彌、三遊亭円楽、山城新伍、栗本薫、臼井儀人、川村カオリ、アベフトシ……。
くじら:レヴィ=ストロースも、ピナ・バウシュも、レス・ポールも亡くなっちゃいましたね……。
カリー:そう、「人生は一期一会」なんですよ。だからニッシーさんも迷ってないで、iPhone 3GSに乗り換えるべきなんです。2009年を生きていながら、iPhone 3GSを体験していないのはもったいない。
ニッシー:あれ、そういう方向に話が行くの?
カリー:というわけで独断と偏見で今年1番のニュースは「iPhone 3GSの発売」に決定! 来年はどんな風にiPhoneの世界が進化するのか、引き続き注目して行きましょう。
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