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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第131回

江ノ島の狭い路地で見た猫社会

2009年12月11日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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木の壁と猫が妙にしっくりきたのでしゃがんでカメラを向けると、この次の瞬間にはこちらへとことこと歩いてきてしまった。人なつこい猫の方がシャッターチャンスは少ないのだ(2009年11月 パナソニック GH1)
木の壁と猫が妙にしっくりきたのでしゃがんでカメラを向けると、この次の瞬間にはこちらへとことこと歩いてきてしまった。人なつこい猫の方がシャッターチャンスは少ないのだ(2009年11月 パナソニック GH1)

 今回は江ノ島猫(関連記事)の続き。江ノ島にたどり着き、参道を上って行くと、そこかしこで地域猫に出会うけれども、いかんせん、観光客でごった返してて落ち着かない。人混みに酔いそうだったのでちょいと脇道に逸れてみた。江ノ島神社辺津宮から東へ向かい、狭い階段や路地で斜面を下る。

 こちらは住宅街だから猫がいても人なつこくはないかも、と思いながら歩いていると、白い猫が目の前をツツーと通りすぎる。そっと追うと、住宅同士の狭い隙間(猫にとっては路地)でこっちを振り返って正座してる。猫に正座があるとしたらこんな感じじゃない?

逆光なのでプラスの補正は必須。特に白猫の逆光はカメラ泣かせである。日陰で暗いのでISO感度をISO640に上げて撮影(2009年11月 パナソニック GH1)逆光なのでプラスの補正は必須。特に白猫の逆光はカメラ泣かせである。日陰で暗いのでISO感度をISO640に上げて撮影(2009年11月 パナソニック GH1)

 とっさにしゃがみ、GH1を縦位置にして液晶モニターを開き、完全な逆光なのでプラスの補正をして撮影。

物置が並ぶ一角で猫。後ろの崖っぷりがわかるように超ローアングルで見上げてみた。ちょうど猫も上を見てるし(2009年11月 パナソニック GH1)物置が並ぶ一角で猫。後ろの崖っぷりがわかるように超ローアングルで見上げてみた。ちょうど猫も上を見てるし(2009年11月 パナソニック GH1)

 このあたりは壮絶な斜面である。狭い路地はすべて坂か階段で、家の裏手は崖。猫には高低差を存分に楽しめるすばらしい土地だ。もうひとつ発見したのだが、このあたりの家、玄関がたいてい「引き戸」である。古い家が引き戸なのはわかるが、比較的新しい家もそうで、引き戸好きとしては気になるところ。

玄関の前でくつろぎ中。この家の猫なのかは定かならずも、引き戸前の猫は門番っぽくて似合う(2009年11月 パナソニック GH1)玄関の前でくつろぎ中。この家の猫なのかは定かならずも、引き戸前の猫は門番っぽくて似合う(2009年11月 パナソニック GH1)

 引き戸の前の猫はなかなか絵になるので1枚。でもこの猫、油断するとすぐこっちに寄ってくるので撮りづらいのでした。

 つまるところ、住宅街の猫も十二分に人なつこいではないか。

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