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買ったからには全部言いたい! ペンタ「K-x」の魅力 ― 第8回

K-x&変換マウントで昔のレンズを使ってみる

2009年12月10日 12時00分更新

文● 小林 伸

注意すべき点が多々あり

 K-xでM42マウントレンズを使用する場合、注意しなければならないことがいくつかある。1つは当然ながらマニュアルフォーカスレンズしか存在しないのでピント合わせは自分で行なうことだ。しかし、「フォーカスエイド」機能が働くので、ピント合わせに慣れていない人でも心配はない。

M42マウントレンズのマウント部分。単純なねじであることがわかるいくら精度の高い加工といっても、指標の位置が真上にはこない。とはいえ無限遠が出ていないわけではない
M42マウントレンズのマウント部分。単純なねじであることがわかるいくら精度の高い加工といっても、指標の位置が真上にはこない。とはいえ無限遠が出ていないわけではない

 2つ目の注意点は、実絞り優先AEまたはマニュアル露出でしか撮影できないこと。しかもマニュアル露出時に露出計は働かない。このため実絞り優先AEで使用するのが楽なのだが、この場合撮影時に絞りが絞られているため、ファインダー内が暗くなりピント合わせがしづらい。日中の明るい屋外であればF5.6くらいまではあまり暗さを感じないだろうが、それ以上の絞りになってくると暗くてピント合わせが大変だ。

 さらに露出補正をかけておかないとうまくいかない場合が多い。絞り値によっても違うのだが、まずはざっくりと+1で撮影して、それで明るさを確認してみることをお勧めする。慣れないうちはさらに露出ブラケットモードにしておくといいだろう。

 こうして書いているうちに自分でもデメリットと不自由さばかりでなにもいいことがないようにも思えてくるが、今のレンズにはない大らかさというか人間味というか、ゆるさを感じることができて面白い。

 今のレンズのような高コントラスト・高解像度な画像は撮影できないが、トイカメラ的な感覚で使用してみるといいかもしれない。デジタルフィルターのトイカメラモードとはまた違った面白さを発見できると思う。

純正のレンズアダプターには6×7用のアダプターもある。ためしに手元にある6×7用の75mmをつけてみた。見た目がまるで超望遠のミラーレンズのような佇まいになってしまったが、これでも35mmフィルム換算で113mm程度にしかならない

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