「棒エネループ」に惹かれる、3つの理由
ASCII.jpを読むモバイラーなら、エネループを早期に導入した人も多いだろう。自然放電が少なく「使おうと思ったときに電池切れ」という可能性を減らせるエネループは、縁の下の力持ちとしてデジタル機器を支えてくれる。このスティックブースターは、そんなエネループの単三形電池を2個入れて、USBケーブルでつないだ機器を充電できるという代物だ。
ポイントとなるのは、1)持ち運びやすい棒形、2)iPhone以外にも給電できる、3)充電には別の機器を使う──という3点だ。
まずは何といっても、直径20mm以下で重さが76gというスリムボディーが嬉しいところ。モバイラーに限らず、カバンの中身はできるだけ減らしたいのが本音だろう。これで約90分の給電が可能なのだから、急場をしのぐには十分過ぎる容量だ。
USBケーブルを用意しておけば、iPhone以外に給電できる汎用性も選ぶポイントだ。世間でiPhone用の外部バッテリーというとDockコネクタを備えたタイプが主流だ。こちらはケーブルを別に用意しなくてもいいのが手軽だが、一方でそうした数多くのデジタル機器には対応できない。
例えば、iPhoneとケータイを「2台持ち」している人などは、USB接続の外部バッテリーのほうが使い回しが効くだろう。
「充電には別の機器を使う」というのは、一見、デメリットに思えるかもしれない。しかし逆に言えば、充電していて外部バッテリーが使えないという不満も解消してくれる。
エネループの「モバイルブースター」シリーズには、リチウムイオン電池を内蔵した「KBC-L2AS」や「LBC-L3AS」もある。こちらはより大容量を実現している(L2ASが約240分、L3ASが約120分)のがメリットだが、充電しているときは使えない。
「ふたつ買って交互に充電すればいいじゃん」と思ったアナタは正解。でもカリーさんは「エネルーパー」なので、手元に大量の単三形エネループがある。これを使い回せるスティックブースターのほうが都合がいいのだ。
というわけで、さまざまな条件が合った「棒エネループ」に白羽の矢が立ったというわけだ。ではいざ青木ヶ原樹海に行かんっ!
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