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音楽の「ナマ感」伝えたい ボーカロイドイベント主催が語る

2009年12月07日 16時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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他のイベントと違うのは「参加者の距離」
これからは交流を活発にしていきたい

――他のイベントと「ボーマス」が最も違うのはどこでしょう?

鷲見 たとえばボーカロイドP(作家)同士が自主的に名札をつけて交流しているところですね。こちらからやってほしいと言ったわけではなくて。あとは自分たちのブースでサイン会をはじめたり……といったことも結構多いんですよ。他のイベントで、サイン会というのはあまり聞いたことがないですね。

ボーカロイドPたちがそれぞれのブースでサイン会をはじめたりすることもあるのだとか

――一般の同人作家よりも身近な感じがするんでしょうか。

鷲見 たぶんボーカロイドPさんの「誇り」があると思うんですよね、自己主張というか。「俺がナニナニPだ!」というような。Twitterを見て「あの人に逢って、握手してもらえた」と書いてあるのを見ると、交流が出来ていていいなあと思います。ふだんニコニコ動画で見ている人にそこで逢えるというのがうれしいんだろうと。

――本にCDなど出展は様々ですが、毎回傾向は違います?

鷲見 もちろん会場によって変わることも多いです。最初と比べて、目立ってきているのは女性向けの本ですね。「鏡音リン・レン」が出てきたことで一気に増えました。女性の場合も曲から入ることが多いんですけど、特定の作品をモチーフにした曲のイメージで本を作ることがあるんですよね。そのとき、キャラクターが一人だと「絡ませられない」というのも大きかったと思います。

――今のイベントのメインは「交流」なんでしょうか、「発表」なんでしょうか。

鷲見 今は「交流」ですね。発表の場はニコ動があるから、そこで聴けばいいだろうと。来年2月からはその流れで、歌を入れたライブの要素を取り入れようと思っています。ナマの音楽の良さをぜひ体験してほしいと。「1人が歌っている後ろで4人が踊っているのはどうか」と問い合わせが来たりしています。

――どんな人が来てくれるのか、今から楽しみですね。

鷲見 そうですね。他のイベントはどうか分かりませんが、今回はまったく招待ナシでやっているので。ボーマスの場合はこれまでもほとんどやったことがなく、カタログの表紙に描いてもらっている方くらいですね。本当は来てほしいと思う方もいるんですが(笑)。

――今後、開催の頻度を増やすなどの目標はありますか。

鷲見 いや、会場をおさえるのも大変なんですよ……くじ引きでやっているので。色々なイベントを沢山やっているので、そこを調整したりということもあります。東方系のイベントもやっているので。だから今後はとにかく「頑張って続ける」ことが目標です。特に要望はありません。来て、楽しんでもらえればそれでいいと思っています。


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