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eVGA「X58 Classified 4-Way SLI」

eVGA、「4-Way SLI」が可能なウルトラハイエンドマザー

2009年12月01日 23時15分更新

文● 増田

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 「4-Way SLI」への対応をうたう初の「X58」搭載LGA1366対応マザーボード「X58 Classified 4-Way SLI」(型番:170-BL-E762-A1)がeVGAから発売となった。

「4-Way SLI」への対応をうたう初の「X58」搭載LGA1366対応マザーボード「X58 Classified 4-Way SLI」(型番:170-BL-E762-A1)がeVGAから発売

 この製品は、PCI Express x16形状のスロットのみを7本搭載し2-Way/3-Wayに加え「4-Way SLI」にも対応するというLGA1366対応マザー。2-Way/3-Wayについては、従来販売中の対応ビデオカードで利用可能となるが、「4-Way SLI」についてはeVGAの専用モデルで「GeForce GTX 285」搭載の「EVGA GeForce GTX 285 Classified」(型番:01G-P3-1190-AR)が4枚必要となる。同ビデオカードは6ピン電源コネクタを3基備えるなど特殊な仕様となっているようで、今のところ販売の予定もないという。よって現状で「4-Way SLI」環境を実現するにはかなり高いハードルがあると言えそうだ。

PCI Express x16形状のスロットのみを7本搭載し2-Way/3-Wayに加え「4-Way SLI」にも対応。とはいえ専用VGAが必要で現状で「4-Way SLI」環境を実現するにはかなり高いハードルがあると言えそう

 主なスペックは、チップセットが「X58」+「ICH10R」+「nForce200」。拡張スロットがPCI Express x16形状×7(各レーンの動作モードは不明)6本あるDDR3 DIMMはDDR3-1600+(O.C.)/1333/1066/800MHz、最大24GBまで搭載可能。オンボードインターフェイスにデュアルギガビットイーサネットや8chサウンド、IEEE1394、Serial ATA II、eSATA、IDEなどが用意され、2-Way/3-Way/4-Way SLIおよびCrossFireXに対応(2-Way/3-Way/4-Way SLI用のブリッジコネクタが付属)する。
 また、ボードサイズは同社が「XL-ATX」と呼ぶ従来のATX規格よりも大きいもので、345×263.5mm。拡張スロットの下に向かって長くなるので、搭載ケースは慎重に選ぶ必要がありそうだ。価格はアークで5万4600円、OVERCLOCK WORKSで5万9300円となっている。

同社が「XL-ATX」と呼ぶ従来のATX規格よりも大きいもので、345×263.5mm。拡張スロットの下に向かって長くなるので、搭載ケースは慎重に選ぶ必要がある

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