まなめの「週刊Twitterなう！」 第21回

「Twitter、有料化するの？」　誤報が話題に

Twitterが有料化?!　「誤報」が噂広める（25日）

　Twitter共同創設者のビズ・ストーン氏はBBCのインタビューに答えて、高度な分析サービスやアカウントおよび訪問者の情報を有料オプションとして提供していく可能性があることを示唆する発言をした。

　日本でTwitterを運営しているデジタルガレージの子会社・DGモバイルCOOの杉建一氏も同日、来年1月にもTwitter向けに外部の課金プラットフォームを提供する予定と明らかにした。提供するサービスは、ユーザーが自分の発言を月額課金方式にできるようにする「有料つぶやきサービス」と、発言に貼りつけたURLを通じてコンテンツを販売するための仕組みを提供する「コンテンツ課金」の2つだ。

　このニュースを受けた一部報道が「Twitter本体が有料化される」という「誤報」を流したことで、ユーザーは一時騒然となった。混乱を受けてデジタルガレージは28日、「『Twitter Japan』がTwitter上で有料アカウントサービスを始めるという一部報道がありますが、こうした事実はありません」とあらためて発表した。

Twitter日本法人のDGモバイルでは、Twitter本体で有料アカウントサービスを始めるという意思はないと「誤報」を正式に否定した

　だが、誤報を受けたユーザーからは「おもしろそう」「今ある機能を削られないんだったら別に構わないし、今の使用頻度ならお金払うかも」「経済関連と特価情報なら払ってもいい」という賛成意見が多く挙がっていた。中には「API回数制限とpost回数制限が緩和／撤廃されるならお金出したい」「スパムがなくなったりサーバが安定してくれるなら」という要望もあった。

「味付け海苔派」「焼き海苔派」がTwitterで対決（26日）

　日本テレビ系列の「秘密のケンミンSHOW」というバラエティ番組の中で、「大阪府民はおにぎりを味付け海苔で巻く」という関西ならではの特徴として紹介されたのを見ていた大阪府民ユーザーが「おにぎりに味付け海苔は常識だろ」という反応を示したことをきっかけに、おにぎりにどんな海苔を使うかが小さなブームになった。

焼き海苔派vs味付け海苔派のタイムライン。Twitterの名物となった「テレビ実況」から、リアルなトークバトルが生まれた

　おにぎりには味付け海苔というユーザーからは「実家は広島だけど味付け海苔を巻いてた」「福岡も味付け海苔巻くって！」「なんで味付け海苔おかしいの？　焼き海苔って手巻き寿司のときだけでしょ？」「焼き海苔なんて巻いても味あらへんやないか」といった声があがった。

　これに対し、焼き海苔派のユーザーは「おにぎりは焼き海苔でしょう」「手がベトベトになりそう」「おにぎりは中の具に味があるから、外に味付け海苔使うと塩分摂りすぎ」「味付け海苔のコンビニおにぎりなんてあるのか」「おにぎり味海苔で巻くのうまそうだな」と反論し、リプライを飛ばし合っていた。

　ちなみに番組によれば、東海より東は焼き海苔で、西は味付け海苔とのこと。他にも、「おにぎりにはとろろこんぶ」「味噌つけて焼いてた」「韓国海苔をおすすめしたい」というユーザーもいた。