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目指せ快適! MacBook Pro長期レビュー ― 第6回

MacBook Pro、内蔵バッテリーの持久力を測る

2009年12月01日 16時00分更新

文● 海上忍


13インチMacBook Pro
13インチMacBook Pro

 13インチMacBook Proといえば、均整なアルミのボディーに、デジタルライフを楽しむための機能をギュっと詰め込んだプロダクト。国内でも人気が高くて、「初めてのMac」として選ぶ人も多いです(Apple Storeで見る)。

 本連載「目指せ快適! MacBook Pro長期レビュー」では、本体の見所や併せて使うと便利な周辺機器、覚えておくと便利なソフトの設定方法など、MacBook Proをより楽しく使うための情報を提供していきます(連載の目次)。


 13/15インチのMacBook Proは、最新モデルにおいてバッテリーを自由に交換できなくなった反面、駆動時間が格段に延びている。

 ノート型機は機動力あってこそ、しかしこれまで持久力不足に泣かされてきたわけで、バッテリーの変更はMacBook Proシリーズ始まって以来の大変革と言えないこともない。今回はゲストを迎えず、バッテリーの持久力について検証してみよう。


通常の使用で5時間以上持つ

 現行の13インチMacBook Proは、63Whのリチウムポリマーバッテリーを内蔵している。アップルのセールスコピーを借りれば「ワイヤレス環境で最大7時間」とのこと。

 ひとつ前のモデル(MacBook 13-inch, Aluminum, Late 2008、関連記事)が公称値で最大5時間という事実と比較すると、駆動時間が2時間も延びたのだから、新しいバッテリー構造を採用したメリットは大きいといえる。

 しかし、あまり頼りにならないのがバッテリーの残量情報。CPUにかかる負荷やディスプレーの輝度、内蔵ファンのうなり具合により、バッテリーの持続力は大きく左右されるからだ。暗めのディスプレーでちまちまと文字を入力するこの私と、レンダリングに全力投球の3Dモデラーがバッテリー持続力を競争する様子を想像してほしい。3Dモデラーの知人などいないので、半分は推測だが。

 ともあれ、百の文言を並べたとて一つの検証には及ばない。これすなわち「百文は一検に如かず」……などと戯れ言はこれ位にして、ロードテストらしく地道に作業を。下記の条件に揃えて、私の生業である原稿書き+ウェブブラウズをどれだけ続けられるかを測定した。

テスト条件

  1. 内蔵バッテリーの充電は完了(5266mAh、完全充電時は5323mAh)
  2. 室温は19度でほぼ一定
  3. ディスプレー輝度最大、無線LAN有効、音量はミュート
  4. 起動するアプリケーションはSafariとテキストエディタ(Emacs)、システム環境設定のみ
  5. キーボードバックライトは使用せず
システム環境設定の「省エネルギー」ペイン。この状態でテストを実施した
このダイアログが表示されたのは、残量が25%を下回った時点。数分どころか1時間以上保ちましたが、何か?

 果たしてテストの結果は、下表に示すとおり。システムに高い負荷がかかる処理はほぼなく、一貫してテキスト入力+ウェブブラウズしていた(真面目に仕事していたのですよ)ためか、およそ30分ごとにバッテリー残量が10%づつ減少する、というパターンで落ち着いた。ディスプレー輝度を最大に設定していたせいか、7時間には及ばなかったが、連続使用で5時間25分という数字はそれでも満足できる水準だ。

 充電速度も確認すべく、バッテリー残量0の状態で電源を接続したところ、フル充電までの予想時間は3時間と表示された。リチウムイオンバッテリーは、容量の8割程度まで高速充電したあとトリクル充電(電流を微弱にしてバッテリーの劣化を防ぐモード)に切り替わり、充電速度が低下するため、つまりは90分ほどで「腹八分目状態」になると考えられる。

 そこで90分ほど放置したあと、バッテリーの残量を確認したところ……思惑どおり約80%。これだけの回復力を確認できれば満足、取材のお供にガシガシ連れ出せると安心した次第だ。

残量 経過時間 予想残り時間
100% 0:00 6:50
90% 0:31 5:11
80% 1:02 4:18
70% 1:34 3:32
60% 2:07 2:53
50% 2:40 2:33
40% 3:11 2:02
30% 3:44 1:31
20% 4:20 1:13
10% 4:56 0:30
0% 5:24 0:00

値はシステム環境設定「省エネルギー」ペインで測定。


0%になったこのスクリーンショットから数十秒後に強制スリープ。5時間25分よく頑張った

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