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ウイルス対策やWAFもついて、管理も任せられる

月額7800円からの「さくらのマネージドサーバ」開始

2009年12月01日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 11月30日、さくらインターネットはサーバーの運用や保守をセットにしたホスティングサービス「さくらのマネージドサーバ」を12月10日より開始すると発表した。第1弾は、Atomプロセッサを搭載するサーバーを提供する「Atom プラン」となる。

 同社では、1台のサーバを複数のユーザーで共有する「さくらのレンタルサーバ」、1ユーザーに1台のサーバを割り当てる「専用サーバ」という2種類のホスティングサービスをすでに提供している。

 これに対し、さくらのマネージドサーバでは、1ユーザーに1台のサーバを割り当てながらも、OSのセキュリティアップデートや万が一の機器障害などはさくらインターネットが対応する。日々必要なサーバーの運用を事業者側に任せられるサービスとなっている。さくらのレンタルサーバーと専用サーバーのよいところを併せ持つサービスといえる。

「さくらのマネージドサーバ」で無料利用できるモニタリングツール。指定期間のサーバの負荷を表わすロードアベレージやネットワークの流量であるトラフィック、物理メモリの使用状況がWebブラウザ上の専用コントロールパネルで表示され、サーバの利用状況を容易に把握できる

 サーバーには、デュアルコアのAtom 330(1.6GHz)を搭載する「1Uクォータサーバ」を利用する。これは、1Uラックマウントサイズを前後+左右に4分割して4台のサーバを実装できる、さくらインターネット独自開発のサーバーとなる。

さくらインターネットが開発した「1Uクォータサーバ」を採用する

 価格は、初期費用が2万5000円で、月額料金は7800円。ウイルスチェック、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)などのセキュリティ機能、無料電話サポートなどが標準で付属する。

掲載当初、記事タイトルの価格を誤って記述しておりました。読者の皆さま、ならびに関係者の皆さまにお詫びして訂正いたします。(2009年12月1日)

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