ASUSTeKから、チップセットに「G43」+「ICH10」を採用するベアボーンキット「G1-P5G43」と「V7-P5G43M」の2モデルが発売された。
フロントパネルが傾斜した「G1-P5G43」
「G1-P5G43」は、フロントパネルが傾斜したデザインが特徴的なゲーマー向けタワーケースを採用したモデル。「G43」搭載のmicro ATXフォームファクタサイズのマザーは拡張スロットがPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2という構成で、メモリスロットはDDR2 DIMM×4(DDR2-1066(O.C.)/800/667まで対応、最大16GBまで)。
オンボードインターフェイスにはVGAや8chサウンド(Realtek/ALC887)、Serial ATA×6、IDE×1などをオンボードで搭載するほか、I/O部にはVGA/DVI/HDMIを備えている。
全体のサイズは206(W)×534(D)×461(H)mm、ベイ数は5インチ×2、3.5インチ×2という構成。ゲーマー向けということで、内部はハイエンドビデオカードも十分搭載可能なスペースが確保(実測32cm程度)されているが、標準で用意されている電源の出力は400Wとなる。改めてビデオカードの増設を検討する場合は、電源容量にも配慮したほうがいいだろう。価格はT-ZONE.PC DIY SHOPで2万3800円だ。
シンプルデザインの「V7-P5G43M」
「V7-P5G43M」は低価格なベアボーンキット。マザーボードのスペック的には先の「G1-P5G43」と同じながら、ケースはサイズ168(W)×380(D)×354(H)mmのミニタワーケースを採用。標準搭載の電源は300Wで、ベイ数は5インチ×2、3.5インチ×2という構成。価格はT-ZONE.PC DIY SHOPで1万8800円と、安価なPCを組みたい人には便利なモデルと言えそうだ。