ど迫力のCELL REGZAが注目されるが
それだけではない東芝REGZA
この冬の注目大画面テレビと言えば、何と言っても「CELL REGZA」だろう。100万円という価格、CELL搭載、全チャンネル録画、512分割のLEDバックライト制御など。話題にはとにかく事欠かない製品だろう。実際にそれに相応しい中身を持っているのも確かだ。
LAN&USBへのW録対応など
REGZAの機能を堪能できる「Z9000シリーズ」
しかし、それ以外の手に入りやすいモデルもいずれも注目の製品である。まずREGZAの最上位であるZX9000シリーズ。エリア制御対応のLEDバックライト/Wスキャン倍速に対応するほか、500GB HDDを搭載とフルスペックモデルと言える。
REGZAの最大の特徴である録画機能やネットワーク機能を重視するならば「Z9000」シリーズがより魅力的かもしれない。本体にHDDこそ内蔵しないものの、録画やネットワーク周りの基本機能はZX9000と共通。
USB接続のHDDを4台、LAN接続のHDDを8台まで増設ができ、さらにW録しながら、地上デジタル番組を見ることができるほか(つまり3系統のチューナーを内蔵する)、DTCP-IP対応のVARDIAやNASなどに録画データをムーブできるなど、とにかく機能は強力。さらには約2フレーム分まで短縮したゲームモードも特徴的だ。今年も「デジモノ好きにとっての最強テレビ」の地位は譲りそうにない。
Z9000シリーズ | ||||
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モデル名 | 55Z9000 | 47Z9000 | 42Z9000 | 37Z9000 |
サイズ | 55V型 | 47V型 | 42V型 | 37V型 |
解像度 | フルHD | |||
パネル方式 | IPS | |||
ダイナミックコントラスト | 2万:1 | |||
端子 | HDMI×4、D端子×2(D4対応)など | |||
消費電力 | 315W | 245W | 215W | 185W |
年間消費電力量 | 269kWh/年 | 208kWh/年 | 172kWh/年 | 160kWh/年 |
店頭実売価格 | 47万円前後 | 37万円前後 | 30万円前後 | 25万円前後 |
さらには新たに追加された中級機の「R9000シリーズ」でもUSB接続の外付けHDDへの録画機能が搭載されている。R9000シリーズは26V/22V/19V型といった小型サイズもラインナップに存在しており、2台目のテレビにも最適だ。
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