2011年7月に迫るアナログ放送終了や、「エコポイント制度」の導入などにより、不況の中でも注目を集めているデジタルAV機器が大画面テレビである。
特にこれからは来年早々バンクーバーで開催される冬期オリンピック、来年夏にはワールドカップ南アフリカ大会など、大イベントも続くため、大画面テレビの購入を考えている人も多いことだろう。
そこで今回から5回連続で大画面テレビについて特集記事を掲載する。今回は各社のラインナップのみならず、最新技術の解説などトレンド解説を中心に大画面のテレビについて、分析していく。
まず第1回はスペック表の見方。PCであれば、CPUクロックやHDD容量、重量など、製品スペックを見ることに慣れている人でも大画面テレビであれば一筋縄ではいかないはず。
設置に関わるサイズや質量、省エネを重視するなら消費電力や年間消費電力量、入出力端子の装備や画質に関わるパネルの種類、解像度などなど、カタログで製品を比較する場合のポイントを解説する。今回そのサンプルとして用いたのが、ソニー「KDL-46ZX5」という製品である。なおKDL-46ZX5自体については、6ページ目にレビューを掲載している。
この連載の記事
-
第5回
AV
2010年、大画面テレビのトレンドは“3D”で決まりだ! -
第4回
AV
イマドキのテレビの付加価値機能をチェックする -
第3回
AV
大画面テレビの中心、液晶テレビを支える技術を解説する -
第2回
AV
各社の今冬注目モデルを整理する! -
AV
2009年冬 大画面テレビの買い方 - この連載の一覧へ