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まなめの「週刊Twitterなう!」 第19回

140文字で読む名作文学が人気 第一弾は「走れメロス」

2009年11月18日 16時00分更新

文● まなめ

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広瀬香美がTwitterに徹したコンサートを開催(13日)

 13日、アーティストの広瀬香美さん(@kohmi)が「Twitterコンサート」を開催した。

 Twitterコンサートは、Twitterをフル活用したことにちなんで命名。チケット代はTwitterの文字制限数140字にちなんで140円、申し込みも専用アカウント(@live1113)をフォローするだけ。突然の告知からおよそ12時間という短期間の募集にもかかわらず、10倍を超える当選倍率になった。

ライブの受付は専用アカウント「@live1113」で。当日は広瀬香美さんがTwitterアカウント上でMCをつとめるという徹底ぶり

 コンサートでも「ビバ☆ヒウィッヒヒー」などTwitterで誕生した曲「ビバ☆」シリーズを含む4曲を披露。ステージ上には愛用のMacBookを置き、曲の合間のMCをすべてTwitterへの投稿で行なった。その状況は自らのブログから生中継し、Twitter上では会場の参加者ともども、ハッシュタグ「#kohmi1113」を通して「つぶやく声援」が飛び交っていた。

 広瀬さんの歌う姿に「やっぱライブはすごい」と声が上がったが、歌い終わってすぐにパソコンでTwitterする姿に「会場は爆笑」「曲が終わると、観客がケータイを出すのが面白い」との声が上がった。惜しくも抽選にハズれ、Ustreamの中継から観覧したユーザーからは「この異様な空気、会場で味わいたかった」「これは会場にいないとダメなコンサートだ」「(MCが聞こえないため)放送事故みたい」といった声もあった。

 一方、Twitter上のMCでは「盛り下がってるようでしょうが、すご~~く、盛り上がってるよ。私、しゃべりたくてしょうがないですが、しゃべらないです!」とざわつく会場の様子を伝えたり、「いっぱいの、Twitterのお友達と、出会えて、最近、人生たのしいのです!」「いろいろ楽しいことを、一緒に経験していきたいです! よろしくお願いいたします!」とフォロアーへの感謝の言葉を綴った。

 広瀬さんは12月15日から週刊アスキーで連載をはじめることや、12月16日に新たに2曲追加してiTunesで「ビバ☆ベスト」が配信されることをMCで発表。なお、コンサート中は無言でツイートしていたが、最後には観客1人1人と握手し、言葉を交わしていた。


まなめ

1996年開設の老舗ニュースサイト「まなめはうす」、Twitterまとめブログ「さまざまなめりっと」管理人。本業はシステムエンジニアでもある。その経験を活かし、「笑ってダマされタメになる!きたみとまなめのIT用語集」(ITpro)も連載中。

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