このページの本文へ

バッファロー「HD-HU3」シリーズ、「IFC-PCIE2U3」
玄人志向「USB3.0N-PCIe」

初のUSB3.0対応外付けHDDがバッファローから登場!

2009年11月13日 22時30分更新

文● 増田

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 次世代の高速規格USB3.0に準拠した初の外付けHDD「HD-HU3」シリーズがバッファローから本日発売となった。先行して販売されているインターフェースカードや対応マザーボードとともに、ついにUSB3.0の高速環境が利用可能となる。

初のUSB3.0準拠となる外付けHDD「HD-HU3」シリーズ

次世代の高速規格USB3.0に準拠した初の外付けHDD「HD-HU3」シリーズ。USB3.0増設用のインターフェースカードやオンボード機能として標準でサポートするマザーボード、さらにUSB3.0対応ケーブルを組み合わせることでUSB3.0環境が構築可能となる

 USB3.0は2008年11月に規格が策定、従来までの最大480Mbps(理論値)だったUSB 2.0の上位互換規格で、最大5Gbps(理論値)の高速転送が可能とされる次世代インターフェイス。USB3.0増設用のインターフェースカードやオンボード機能として標準でサポートするマザーボードはすでに販売されており、今回登場した外付けHDD「HD-HU3」シリーズとUSB3.0対応ケーブルを組み合わせることでUSB3.0環境が構築可能となる。

「ターボUSB」時の実効転送速度はUSB2.0(34.7MB/s)に比べて3.7倍、USB3.0(123.4MB/s)と比較してもプラス7.7MB/sの131.1MB/sを実現する

 登場したのは、容量1TBの「HD-H1.0TU3」と同1.5TBの「HD-H1.5TU3」の2モデル。性能を限界まで引き出すバッファロー独自ツールである「ターボUSB」が標準添付され、USB3.0をさらに6%高速化させる事ができるのが特徴だ。同社ウェブサイトやパッケージによると、「ターボUSB」時の実効転送速度はUSB2.0(34.7MB/s)に比べて3.7倍、USB3.0(123.4MB/s)と比較してもプラス7.7MB/sの131.1MB/sを実現するという。
 ピアノブラックの本体はサイズが45(W)×156(D)×175(H)mmで、内部には冷却ファンを内蔵。USB3.0ポートのほか、盗難防止用のセキュリティスロットと抜け防止機能を備えたDCジャックを備える。価格は「HD-H1.0TU3」がソフマップリユース総合館で1万8800円、「HD-H1.5TU3」がソフマップ駅前店で2万2800円となっている。

同時にPCI-Ex1対応の増設カードも

同時発売の製品としてUSB3.0増設用のインターフェースカード「IFC-PCIE2U3」も販売中

 なお、同時発売の製品としてUSB3.0増設用のインターフェースカード「IFC-PCIE2U3」も登場している。PCI-Express x1対応の製品で、外部2ポートの利用が可能に。価格はソフマップリユース総合館とソフマップ駅前店で4980円。
 さらに、バッファローグループの玄人志向ブランドからもUSB3.0増設用のインターフェースカード「USB3.0N-PCIe」が発売になっている。こちらもPCI-Express x1対応/外部2ポート仕様の製品。価格はクレバリー1号店とクレバリーインターネット館で3975円、TWOTOP秋葉原本店とT-ZONE.PC DIY SHOPで3980円、TSUKUMO eX.で4380円だ。

玄人志向ブランドからもUSB3.0増設用のインターフェースカード「USB3.0N-PCIe」が発売に。PCI-Express x1対応/外部2ポート仕様の製品で外観は「IFC-PCIE2U3」と酷似している

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中