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ここが変わった! 早わかりWindows 7 ― 第11回

HDD全体を保存する「バックアップ」が全エディションに

2009年11月10日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 Windows 7のバックアップ機能は、地味に強化されている。インターフェースがわかりやすくなり、ネットワーク経由でのバックアップ機能が充実するなど、大切なデータを手軽に守れるようになった。


全エディションに搭載された
イメージバックアップ

左ペインの「システムイメージの作成」(赤枠内)をクリックして開始 コントロールパネルから「バックアップと復元」を開き、左ペインの「システムイメージの作成」(赤枠内)をクリックして開始

 Windows VistaではBusiness以上に搭載され、Home Premiumには搭載されていなかった起動ドライブ全体をバックアップする機能「Windows Complete PC バックアップ」(関連記事)が、Windows7では名称が「イメージバックアップ」に変わり、全エディションで利用できるようになった。

 イメージバックアップは、OSの再インストールやパソコン付属のリカバリーディスクによる復元とは異なる。ある程度環境を構築した状態を保存できるので、万一障害が起きたときにも短時間で元の状態に復旧できる。例えばオンラインソフトを頻繁にインストール/アンインストールしたり、デュアルブートやRAID環境などシステムをいじることが多い人は手放せない機能だ。Vistaでは下位エディションにこの機能がなく、ドライブまるごとをバックアップをするには別途アプリケーションが必要だったので、うれしいところだ。

 また、従来はリムーバブルドライブ(USB HDDやDVD)へのバックアップしかできなかったのが、新たにHDDやネットワークストレージへの保存が可能になった。イメージバックアップのバックアップデータは容量が多いので、処理に時間がかかるものの、別のパソコンやNASに保存できるのは、信頼性の向上につながる。使っているパソコンが万一物理的に壊れても、データさえ残っていればなんとかなるかもしれない。

ネットワーク上に保存する場合は、「ネットワークの場所」にチェックし…… ネットワーク上の保存場所を入力
ネットワーク上に保存する場合は、「ネットワークの場所」(赤枠内)にチェックし、「選択」をクリックネットワーク上の保存場所を入力する。接続に必要なアカウント情報も入力する

 ただし、ネットワークストレージに保存できるのは、Windows 7 ProfessionalとUltimateだけ。下位エディションは従来どおり、HDDもしくはDVDなどの光学メディアに保存することになる。

ネットワーク上に保存する項目がない Windows 7 Home Premiumでは、ネットワーク上に保存する項目がない

バックアップの設定方法

コントロールパネルから「バックアップと復元」を開き…… バックアップ先を指定する
コントロールパネルから「バックアップと復元」を開き、「バックアップの設定」(赤枠内)をクリックするバックアップ先を指定する。他のパソコンやNASを指定するなら「ネットワークに保存」をクリック
「自動選択」もしくは「自分で選択」から選ぶ ユーザーフォルダーとシステムイメージの両方がバックアップされる
バックアップする項目を「自動選択」もしくは「自分で選択」から選ぶ自動選択した場合は、ユーザーフォルダーとシステムイメージの両方がバックアップされる

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