マナートークで小声で喋っても
相手には大きく聞こえる
次にau「K002」を見てみよう。通話相手の声をメモする場合は、通話中に「CLR/MEMO」キーを押せばOK。またauはテレビ電話対応機が少ないが、おおむねドコモと同じような機能が揃っている。
京セラ製端末ならではというものでは「マナートーク」が挙げられる。画面左下にあるボタンを長押しするだけで利用できる。小声で話しても相手には大きく聞こえる機能だ。周囲に人がいるときのマナーとしても大事だが、誰もいないところで内密の話をしていたら、突然誰か来た! なんてときにもとっさに使える。
auでは「フェイク着信」機能があるケータイも多い。その名のとおり、相手がいないのに通話がかかってきたように見せる機能だ。通話ボタンを長押しすると、電話が鳴り0~9のテンキーを押すと通話中のニセ画面になり、専用のメッセージが流れて、それに答える仕組みである。
その場でキーの長押しをするだけでなく「メインメニュー」→「ツール」→「フェイク着信」で事前に何分後に起動、といった設定もできる。主に女性が使っている機能で夜道で誰かと話しているフリをするのに用いられる。また上司の長話の途中で電話がかかってきたフリをする、つまらない会議から逃げる口実にするなどの使い方ができる。
受話音量を自動調整する
ソフトバンク「831N」
ソフトバンクモバイル「831N」は「ハイパークリアボイス」機能がある。これは自分の周囲の音に合わせて受話音量を調整する機能。道端などで話していて、大きなトラックが通ったりして突然うるさくなったりしたときなどに自分で受話音量を調整するのは難しい。自動でやってくれるのは便利だろう。
また831Nの着信音はプリセットされている固定音が22種類あるが、これをランダムで起動できるので「いつも着信音が同じですねー」と言われている人で、だけどいちいち設定するのも面倒、なんて人はこの着信音のランダム設定をしておくとラクだ。
今回紹介した機能の中には意外と便利な機能も多かったように思う。ぜひ1度試してみてほしい。
この連載の記事
-
第18回
スマホ
ケータイコンテンツの主力商品になった電子書籍を見る -
第17回
スマホ
今のケータイで撮れる動画ってどうなの? -
第15回
スマホ
本格的に楽しめるケータイ動画が今花開いている! -
第14回
スマホ
ケータイのアラームで作られる日本の朝 -
第13回
スマホ
ケータイの進化でフルブラウザは“使える”ようになった -
第12回
スマホ
いまどきのおサイフケータイを改めて整理 -
第11回
スマホ
ケータイのBluetooth、たまには機能をオンにしたい -
第10回
スマホ
紙の手帳よりケータイのスケジュール帳 予定をサクッと管理 -
第9回
スマホ
かなり強まったケータイの「メモ」機能 -
第8回
スマホ
もうケータイのメールは馬鹿にできない! - この連載の一覧へ