このページの本文へ

チャネルと電波出力を自動的に調整

無線LANスイッチはもう不要?バッファローの管理ツール

2009年11月06日 18時30分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 11月5日、バッファローは同社の法人向け無線・有線LAN製品の管理を一元的に行なえるBUFFALO Network Admin Tools 「BN-ADT」を発表した。

対応の機器の接続状態やログ、ステータスなどを一望できる「ネットワークマップ」

 BN-ADTは、LAN内のPCにインストールするソフトウェアとして提供されるもの。対応のAP間で自動的に情報を交換し、チャネルや電波強度を自動調整することが可能。また「ネットワークマップ」により、ネットワーク機器の一覧や物理的な接続状態はもとより、トラフィック状態、ログ、機器ごとの詳細な情報なども見やすく表示するという。さらに対応のネットワーク機器をグループとしてまとめて設定することも可能となっている。

 その他、リアルタイムアプリケーションの安定性を確保するためIEEE802.1x関連の情報を一部キャッシュするPMKキャッシュやAPのログを一元的に保存するsyslogサーバー、ファームウェアの一括更新などの機能を搭載しており、将来的には負荷分散や不正AP抑制に対応予定。また、無線LANだけではなく、有線ネットワーク機器やTeraStationのNASなどもサポートする予定で、バッファローのネットワーク機器が統合管理できるようになる。

 メーカー希望小売価格は4万9800円。別途、技術サポートとバージョンアップのための保守サポートライセンスの購入が必須となる。出荷は11月中旬の予定。

■関連サイト

カテゴリートップへ