ライブビュー&動画撮影をしてみる
会場では展示車に人だかりができて脚立などの上からでなければ撮影できないシーンもあり、ライブビュー機能のテストもできた。
デフォルトの設定では「顔+コントラスト」の検出方式になっているが、展示ブースの明るさ次第では被写体が人物でないのでピント合わせに相当時間がかった。設定を「位相差」検出に変更して使用したところ、さすがに断然AFスピードは上がり、撮影シーンによって設定変更の必要性を感じた。
しかし「位相差AF」にした場合、AF動作のために一度ミラーが降り、合焦後、またミラーが跳ね上がるという動作が入るのでカメラ内部のガチャガチャという作動音が気になる。
動作音に関しては「静か」だとか「高級感」という印象ではないので、うるさく感じるかもしれない。
動画サンプル
元の動画ファイル(AVI)はこちらからダウンロードできます。
K-xは1280×720ドット、または640×416ドットでの動画撮影が可能だ。動画撮影に関しては、デフォルトの設定では「シェイクリダクション」はOFFになっている。これをONにした状態で手持ちで撮影したのが上の動画。撮影中のゆったりした手の揺れもしっかりと補正する様子を背面液晶モニターで確認できたときには驚いた。
今回はざっとスナップ感覚で取材に同行させたK-xであるが、今後細かい機能や設定がどのような撮影シーンに合うのかを確かめていきたい。
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