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特別寄稿:先進事例に学ぶWebPRの手法

MARKETING

特別寄稿:先進事例に学ぶWebPRの手法

広告に依存しない、新しいWebプロモーション「WebPR」。メディアとクチコミ組み合わせた“ビルコム流”PRの手法を紹介する。

文● ビルコム株式会社

2009年11月04日 11時00分更新

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WebPRのしかけ方

 「WebPR」がいま、注目を集めている。WebPRとは、製品や企業の認知度向上などを目的に、Webメディアでの露出からブログ、SNSなどのクチコミへと波及させていく新しいマーケティング手法だ。

 本稿では、今年6月、WebPRの具体的な手法をまとめた書籍「WebPRのしかけ方」(インプレスジャパン刊)を上梓したPR会社「ビルコム」に、同社が手掛けた代表的なWebPRの事例である「LOVE DISTANCE」キャンペーンの舞台裏を紹介してもらった。

(編集部)


コンドームメーカーが展開した“Web限定”プロモーション

 世界三大広告賞のひとつ「カンヌ国際広告賞」。55年の歴史を持つ同賞に、今年初めて「PR部門」が設けられた。そのPR部門で栄えある金賞を受賞したのが、相模ゴム工業のプロモーションキャンペーン「LOVE DISTANCE」である。

 「LOVE DISTANCE」は、世界最薄のコンドーム「サガミオリジナル002」の認知拡大を図るために、2008年10月~12月にかけてWeb上だけで展開したキャンペーンだ。コンドームの“薄さ”と、遠距離恋愛の“距離”とを掛け、「恋愛には適度な距離が必要」というメッセージを特設サイトで訴求した。

 特設サイトでは、東京・福岡間で遠距離恋愛中のカップルがそれぞれの居住地をスタート地点とし、再会までの約1か月間走り続ける様子を動画で紹介する「リアルタイム・インタラクティブ・ドキュメンタリー」を掲載した。ふたりのプロフィールやブログはもちろん、メールとテレビ電話のやりとりも公開され、視聴者から応援メッセージも送れた。

 このキャンペーンの大きな特徴が、カップルが出会うタイミング(スタートからおよそ1カ月後の12月24日)まで企業名を一切オープンにしない「ブラインド・ブランデッド・エンターテインメント」をコンセプトに実施したことだ。


  • キャンペーン実施期間:2008年10月~2008年12月
  • クライアント:相模ゴム工業株式会社
  • AGENCY+PRODUCTION:GT INC. + ロックンロール・ジャパン
  • PR:ビルコム

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