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年末年始に録りまくる! 最新BDレコーダー選び 第5回

BDレコ頂上対決! 最上位モデルはどれもすげぇ!?

2009年10月28日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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HDMI出力を2系統装備 ソニー BDZ-EX200

BDZ-EX200の前面。前機種を踏襲した筐体は、4mmのアルミ板を天板に採用するなど、振動に強い高剛性なシャーシとなっている。USB端子とHDV/DV入力端子も備える

BDZ-EX200の前面。前機種を踏襲した筐体は、4mmのアルミ板を天板に採用するなど、振動に強い高剛性なシャーシとなっている。USB端子とHDV/DV入力端子も備える

ビデオ入出力、D端子出力、コンポーネント出力、アナログ音声出力、同軸デジタル音声出力、2系統のHDMI端子が金メッキ端子を採用。装備面もかなり充実している

本体背面。ビデオ入出力、D端子出力、コンポーネント出力、アナログ音声出力、同軸デジタル音声出力、2系統のHDMI端子には金メッキ端子を採用し、装備面もかなり充実している

 BDZ-EX200は筐体ごと下位モデルとはまったく異なる高剛性シャーシを採用。ただし、このシャーシ自体は前機種の「BDZ-X95/X100」を継続採用したものだ。カラーリングは異なるが、基本的に共通となっている。

 とはいえ、サイズ的にはもっとも大型で、高級AV機器らしい迫力と高級感のあふれるものと言える。同じく継続採用だが、脚部は同社のオーディオコンポーネントで採用している偏心インシュレーターを採用する。

 装備も立派で、金メッキ端子はビデオ端子などだけでなく、HDMI端子でも採用。しかも、HDMI端子は2系統を備えており、映像と音声を独立して伝送する「HDMI AV独立ピュア出力」が可能。これによって、映像信号と音声信号の干渉をなくし、より純度の高い画・音質を実現している。

着脱可能な電源コードは、こちらも本機のみの極太ケーブルを採用。ピュアオーディオ向け単品コンポーネントと同等のものを使用している

着脱可能な電源コードは、こちらも本機のみの極太ケーブルを採用。ピュアオーディオ向け単品コンポーネントと同等のものを使用している

HDMIの「AV独立ピュア出力」は、「クロスメディアバー」の設定で変更できる。2系統とも映像/音声を同時出力することも可能

HDMIの「AV独立ピュア出力」は、「クロスメディアバー」の設定で変更できる。2系統とも映像/音声を同時出力することも可能


Ethernet端子を装備 三菱 DVR-BZ330

前面パネルの素材や色を変更して高級感を高めているが、基本的には共通。パネル内のSDメモリーカードスロットやUSB端子も共通だ

前面パネルの素材や色を変更して高級感を高めているが、基本的には下位機種と共通。SDメモリーカードスロットやUSB端子も同様に搭載する

下位モデルに対しては、S映像入出力の追加やHDV/DV入力、Ethernet端子などが加わっている。金メッキ端子などの採用はしていない。電源コードも取り外しのできないタイプで、コードの太さも下位モデルと同じだった

下位モデルに対しては、S映像入出力の追加やHDV/DV入力、Ethernet端子などが加わっている。金メッキ端子などの採用はしていない。電源コードも取り外しのできないタイプで、コードの太さも下位モデルと同じだった

 DVR-BZ330は、パナソニックやソニーほど外観の差別化は行なっていない。前面のデザインが光沢感のある素材に変更されており、高級感を高めているが、基本的な筐体の作りは下位モデルと共通だ。

 端子類の装備については、背面に機能強化に合わせて、HDV/DV入力端子やEthernet端子が加わった。さらに各1系統のビデオ入出力はS映像入出力も追加されている。他の最上位モデルと比べるとやや見劣りはあるが、価格差を考えると仕方のないところだろう。

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