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買ったからには全部言いたい! ペンタ「K-x」の魅力 第1回

私はなぜ「K-x」を買っちゃったのか?

2009年10月22日 12時00分更新

文● 小林 伸

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値段の割に高いスペック

操作系で若干違いがある。K-xではフラッシュポップアップボタンが画像削除機能も併せ持つ

操作系で若干違いがある。K-xではフラッシュポップアップボタンが画像削除機能も併せ持つ

K-xでは「LV」ボタンを新たに搭載したため、「INFO/MENU」ボタンはそれぞれ下のボタンに割り振られた(左)。また、ヘルプボタンがグリーンボタンへと変更されている(右)

 ここで簡単にK-xのスペックをおさらいしよう。K-xは従来機K-mの後継機でペンタックスのデジタル一眼レフのエントリークラス機となる。有効画素数は約1240万画素。撮影感度はISO 200~6400でカスタム設定により拡張ISO 100~12800に設定可能だ。ファインダーはペンタミラーファインダーで視野率は約96%。ライブビュー機能が備わり、その時のAF動作はコントラスト検出/コントラスト+顔認識/位相差検出に切り替えができる。

 ドライブモードは連続Hiモードで約4.7コマ/秒。手ブレ補正機能やダストリムーバルも装備し、さらには動画機能まで搭載。ちなみに電源は単三電池4本を使用する。

ペンタ部の「PENTAX」ロゴの下に動画用のモノラルマイクが(左)、ペンタ部ポップアップフラッシュ左側面には動画再生時用スピーカー(右)が増設された

 ライブビュー機能や動画機能など目新しい機能が満載ではあるが、基本性能の高さにに対して低価格なのが、なによりの注目点だ。現在大手量販店ではレンズキット(「smc PENTAX-DA L18-55mmF3.5-5.6AL」レンズ付属)が6万9800円で販売されている。なお、「smc PENTAX-DA L55-300mmF4-5.8ED」レンズも付属する「ダブルズームレンズキット」は8万9800円だった。

 このようにK-xは基本性能が比較的高く、俄然食指が動く。なかでも、高感度が従来のISO 3200からISO 12800まで拡張可能となると、高感度時に優位性のある「ファインシャープネス」との組み合わせなど、よくライブ写真を撮りに行く身としては気になる。

 さらに後押ししてくれたのが家族の「動画が撮れるカメラが欲しい」の一言。筆者が使用していないときには家族にも貸し出す、というのを条件に今回の購入の許諾を得られた(もう、家中写真機材だらけで、交換ならともかく新規の機材購入など単純に増えることは家族からの反対意見が必至だったが)。


カラーはどれを選ぼう……

K-xの外箱。すごく地味……

K-xの外箱。すごく地味……

 K-xは100パターンのカラーバリエーションがトピックとして紹介されている。当初は筆者もボディがネイビー、グリップがブラックという組み合わせで購入しようと思っていたのだが、注文してから手元に来るまでの時間が惜しいと感じてしまい、結局店頭で購入できるレギュラーカラーのホワイトを購入した。

 ちなみに、K-mの時にもホワイトモデルが限定生産されていたが、そのときは購入を迷ううちに完売してしまった。今回はその屈辱を晴らす! という意味で自分なりに納得することにした。

カメラストラップが若干太いものに変更された

細かいところではあるが、カメラストラップが若干太いものに変更された(手前がK-xに同梱されていたもの)

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