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| 金属製なのだが、なぜか柔らかさを感じさせた中古のロレックスGMTマスター。これからのエイジングが楽しみな逸品だ |
昨今、メディアなどで「エイジング」(加齢)という言葉がよく使われている。こと人間に関する場合、エイジングはどちらかと言えばネガティブな要素が多いようで、巷に流れる言葉も「アンチ・エイジング」などの加齢を否定する、あるいは止める、戻すと言った意味合いが強い。
一方、人間とは異なり、楽器やオーディオ、筆記具、お酒などは、エイジングが必要だとポジティブに解釈されている面がある。
久しぶりにのぞいたお茶の水の楽器店で、筆者が昔持っていたフェンダーの「ストラトキャスター」を見つけた。超高価な価格表示の横には、誇らしげに「1968年モデル」と書かれていた。筆者が学生時代に長期ローンで買ったときは、ただの「中古楽器」だったが、それがキレイに歳を重ねると、「ヴィンテージ物のミント・コンディション」という一般的には少し難解な表現に変わる。
中古やヴィンテージ物の腕時計が取り立てて好きというわけでもない筆者だが、近所にあるアメ横の腕時計屋さんを訪れた際、展示されていたロレックスの「GMTマスター」にホレてしまった。同じ腕時計を数年前に買って、持っているにも関わらずだ。
![]() | 衝動買いしたGMTマスター(16750)は、時刻インデックスのトリチウムが日に焼け、ふっくらと少し膨張して見える、そして24時間表示のベゼルも多少変色して、強烈な色のコントラストが柔らかいイメージに変化している |
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![]() | 今回下取りに出した数年前に購入した1990年代の「GMTマスターII (16710)」。古いモデルと比較すると「カチッ」とした信頼性のある堅いイメージがある |
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「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。
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