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最強クラスの性能と約16時間駆動を両立──レッツノートS8

2009年10月19日 10時00分更新

文● 編集部、写真●パシャ

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ワイドディスプレーを新採用、HDMI端子も

 外観上の特徴としては、ワイドタイプのディスプレーが目新しい。従来機種では一部の例外を除いて、4:3のアスペクト比を採用してきたLet'snoteだが、今回のLet'snote S8では、1280×800ドット(WXGA)の12.1型ワイド液晶パネルを使っている。これにより情報量はXGA比で約30%アップした。

ワイド液晶搭載は、レッツノート12.1型として初。XGA比約1.3倍の情報量だ

 専用アプリケーションとして画面全体の拡大縮小、フォントサイズやパニングの一括調整が可能な「ぴったりビュー」も用意している。

HDMI端子とRGB端子を両方とも装備している

 また、本体左側面に1920×1200ドット(WSXGA)/1920×1080ドット(フルHD)出力対応のHDMI端子を装備した点も嬉しいところ。右側面には従来同様アナログRGB出力端子も装備している。これにより、プロジェクターや外部ディスプレーの接続だけでなく、薄型テレビに本体をつないで、DVD再生や写真表示を楽しむといった使い方もできるようになった。HDMIケーブルは細身で取り回しが容易。今後はHDMI入力に対応した表示デバイスが増えてくると考えられるので、HDMI端子搭載の意義は大きいだろう。

天板は「ストライプボンネット」に進化。シンプルかつ先進的な印象を与える。

 Let'snoteシリーズのシンボルと言える天板の形状もやさしいラウンド感と高い堅牢性を合わせ持つ「ストライプボンネット」に進化した。天板部分は最大10mm薄型化している。100kgfの加圧試験や76cmの動作時落下テストなど過酷なテスト条件にも耐えうるものだ。マイレッツ倶楽部の直販モデルでは、後述するようにボディー3色、天板6色のカラーバリエーションが選択可能。デザイン選択の楽しみという点でも魅力ある仕様となっている。

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