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HPの7新製品はタッチPCと低価格モバイルノートに注目!

2009年10月14日 13時30分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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そのほかの新製品デスクトップパソコン

 Windows 7搭載のデスクトップパソコンとしては、タワー型の「e9000」「p6000」と省スペース型の「s5000」の3シリーズが発表された。OSのバリエーションが豊富な点が共通の特徴で、直販モデルではWindows 7 Home Premium/Professional/Ultimateの32bit/64bit版のいずれかを選択できる。発売時期はいずれも、店頭販売モデルが10月22日以降、直販モデルは10月下旬の予定。

HP Pavilion Desktop e9000

HP Pavilion Desktop e9000(ディスプレーはオプション、以下同)

 ハイエンドながら低価格のミニタワーパソコン「HP Pavilion Desktop e9000」シリーズは、従来からあるCore i7 900番台、Phenom II X4に加えて、CPUバリエーションにCore i7 800番台とCore i5 700番台も加わった。当然ながらCPUによってマザーボードも異なり、i7 900番台はIntel X58、i7 800/i5 700番台はIntel P55、Phenom II X4はAMD 785Gチップセットを載せたマザーボードを採用する。

 オプションで地デジチューナー×2を内蔵可能なほか、グラフィックス機能にはGeForce GT 230(店頭販売モデルの場合)のほか、GeForce GTS 250やRadeon HD 4850を選択可能など、ハードウェア構成のバリエーションも幅広い。

 店頭販売モデル「e9290j」の予想実売価格は17万円前後。直販モデルの価格は5万9850円(AMDモデル)から。



HP Pavilion Desktop p6000

HP Pavilion Desktop p6000

 コストパフォーマンス重視で、秋モデルでは最小構成価格が3万円未満という驚異の低価格を実現した「HP Pavilion Desktop p6000」シリーズ。Windows 7搭載モデルでは、直販モデルで選択可能なCPUのバリエーションが増えて、最高でCore 2 Quad Q9650(3GHz)を選択可能となった。直販モデルは同社の東京昭島工場で生産される「MADE IN TOKYO」モデルでもある(店頭販売モデルは海外生産)。

 直販モデルの価格は、2万9820円からというネットブック以上の低価格だが、最小構成時でもCPUにCeleron 450(2.20GHz)を搭載できるなど、性能はネットブックよりはるかに高い。グラフィックス機能にはIntel G43チップセット内蔵機能を使うほか、GeForce GT 230などの独立GPUも選択可能だ。ダブル地デジチューナーもオプションで用意されている。

 店頭販売モデルの予想実売価格は、最も安価な「p6250」で5万円前後。



HP Pavilion Desktop s5000

HP Pavilion Desktop s5000

 省スペースデスクトップパソコン「HP Pavilion Desktop s5000」シリーズは、インテルCPUモデルがCore i7 800番台やCore i5 700番台を選べるようになり、大幅なパワーアップを実現した。従来どおりPhenom II X4やAthlon II X2/X3を選べるAMD CPUモデルもラインナップされている。

 グラフィックス機能は、インテルモデルがRadeon HD 4350かGeForce GT 220を、AMDモデルはGeForce 6150SEチップセット内蔵機能のほか、Radeon HD 4350/GeForce G210/GeForce GT 220から選択可能となっている。また、オプションでダブル地デジチューナーの内蔵も可能だ。インテルモデルの店頭販売モデルでは、ダブル地デジチューナーとGeForce G210を標準搭載する機種も用意されている。

 店頭販売モデルの予想実売価格は、インテルモデルで最も安価な「s5250」単体モデルが10万円前後と想定されている。直販モデルで最も安価なAMDモデルの場合、最小価格は4万9980円から。

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