鉄道への愛、愛、愛
日本を代表するフュージョングループ「カシオペア」のキーボーディスト向谷 実。鉄道ファンとしても知られ、ゲームソフト「Train Simulator」シリーズ、「鉄道ゼミナール」シリーズなどの制作者としての顔も持つ。
それだけでなく、鉄道博物館の展示品「国鉄D51形蒸気機関車運転シミュレータ」の開発に関わり、九州新幹線や京阪電気鉄道、阪神電気鉄道の発車メロディ等の制作を担当するなど、近年ますます鉄道との関係も深い。今年3月には、奥深くて楽しい鉄道と音の魅力を存分に語った『鉄道の音』(アスキー新書)も上梓した。
本書の中で「音楽の道を選んだのは、ガタンゴトンという電車の音とジョイント音が好きだったから」と言い切る著者。ジョイント音の魅力をこう表現する。
列車が少しずつスピードを上げればジョイント音の間隔もだんだん短くなり、ある一定の速度になってポイントを通過しリズムが一瞬、変化する。ドラムスに例えれば、テンポがアッチェル(アッチェレランド。徐々に速くの意)していって、一定のレベルになったところでフィル(フィル・イン。短い即興演奏)が入るようなものでしょう。
電車のジョイント音について、こんな表現をした人物はこれまでいただろうか?
ステージ後にはサイン会も!
そんな鉄道への愛溢れる向谷 実が、鉄道をテーマにした「ファミリー鉄道展スペシャルライブ」に出演する。今年で3年目のこのライブ。小田急鉄道による「ファミリー鉄道展」の一環で開かれているが、昨年2008年のライブでは、2000名以上の観客を魅了したステージ。今年はバンドスタイルによる演奏を中心にした豪華ステージが実現した。
ステージ後には、向谷 実関連商品を購入した人を対象にサイン会も行われる。もちろん著書『鉄道の音』も対象商品。会場では鉄道グッズの販売やミニSL走行会、記念撮影会など、鉄道好きにはたまらないイベントが目白押し。さあ、みんなで出発進行!
ビナウォークミュージックディライト
ファミリー鉄道展スペシャルライブ
日時:2009年10月17日(土) 15:00~
会場:ビナウォーク(小田急線「海老名駅」下車 東口から徒歩約1分)5番館1階ビナステップ
出演:向谷 実とメロディーズ
・向谷 実<Keyboards>
・矢堀孝一<guitar>
・鹿島“カッシー”達彦<bass>
・平川象士<drums>
もっと詳しい情報は、下記のURLで!