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『鉄道の音』著者・「カシオペア」向谷実による

鉄道好き集まれ!「ファミリー鉄道展スペシャルライブ」

2009年10月13日 09時00分更新

文● アスキー新書編集部 本多いずみ

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鉄道への愛、愛、愛

 日本を代表するフュージョングループ「カシオペア」のキーボーディスト向谷 実。鉄道ファンとしても知られ、ゲームソフト「Train Simulator」シリーズ、「鉄道ゼミナール」シリーズなどの制作者としての顔も持つ。

 それだけでなく、鉄道博物館の展示品「国鉄D51形蒸気機関車運転シミュレータ」の開発に関わり、九州新幹線や京阪電気鉄道、阪神電気鉄道の発車メロディ等の制作を担当するなど、近年ますます鉄道との関係も深い。今年3月には、奥深くて楽しい鉄道と音の魅力を存分に語った『鉄道の音』(アスキー新書)も上梓した。


「鉄道の音」(アスキー新書) 向谷 実 著/定価:830円 ISBN978-4-04-867666-3 発行:アスキー・メディアワークス 発売:角川グループパブリッシング

音楽業界随一の鉄道ファンが、「鉄道の音」を語ります。
向谷実が作曲した京阪電車の発車メロディの楽譜を本人の解説入りで収録!!



鉄道の音を音楽的に表現する向谷 実氏

鉄道の音を音楽的に表現する向谷 実氏

 本書の中で「音楽の道を選んだのは、ガタンゴトンという電車の音とジョイント音が好きだったから」と言い切る著者。ジョイント音の魅力をこう表現する。

 列車が少しずつスピードを上げればジョイント音の間隔もだんだん短くなり、ある一定の速度になってポイントを通過しリズムが一瞬、変化する。ドラムスに例えれば、テンポがアッチェル(アッチェレランド。徐々に速くの意)していって、一定のレベルになったところでフィル(フィル・イン。短い即興演奏)が入るようなものでしょう。

 電車のジョイント音について、こんな表現をした人物はこれまでいただろうか?


ステージ後にはサイン会も!

ファミリー鉄道展スペシャルライブの模様(昨年)

ファミリー鉄道展スペシャルライブの模様(昨年)

 そんな鉄道への愛溢れる向谷 実が、鉄道をテーマにした「ファミリー鉄道展スペシャルライブ」に出演する。今年で3年目のこのライブ。小田急鉄道による「ファミリー鉄道展」の一環で開かれているが、昨年2008年のライブでは、2000名以上の観客を魅了したステージ。今年はバンドスタイルによる演奏を中心にした豪華ステージが実現した。

 ステージ後には、向谷 実関連商品を購入した人を対象にサイン会も行われる。もちろん著書『鉄道の音』も対象商品。会場では鉄道グッズの販売やミニSL走行会、記念撮影会など、鉄道好きにはたまらないイベントが目白押し。さあ、みんなで出発進行!


ビナウォークミュージックディライト
ファミリー鉄道展スペシャルライブ

日時:2009年10月17日(土) 15:00~
会場:ビナウォーク(小田急線「海老名駅」下車 東口から徒歩約1分)5番館1階ビナステップ
出演:向谷 実とメロディーズ
 ・向谷 実<Keyboards>
 ・矢堀孝一<guitar>
 ・鹿島“カッシー”達彦<bass>
 ・平川象士<drums>



 もっと詳しい情報は、下記のURLで!


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