SonicStageの正常進化を選択したx-アプリ
インターフェイスは従来のSonicStage Vと大きな変更はない。基本的にはウィンドウ左下に並んだ「ライブラリー」や「取り込み・サービス」「アプリケーション」「ダイナミックプレイリスト」、あるいは「機器への転送」「音楽CDの作成」といった各項目から利用したい機能を選んでいくという形だ。
インターフェイスを継承していることを考えると、名前こそ違うがx-アプリはあくまでもSonicStage Vの正常進化形だと捉えられる。ここで一気にジュークボックスソフトを刷新するという考え方もありえるが、これまでSonicStageを熟成させてきたこと、またConnect Playerをリリースしたときの混乱を考えると、従来の延長線上でx-アプリを開発した判断は正しかったのではないだろうか。
レスポンスや安定性に関しては長時間触っていないため何とも言えないが、Core 2 Duo環境での利用では重たいといった印象はない。こちらもSonicStageで改良を重ね続けてきた蓄積が生きていると言えるだろう。
ただ、現行のウォークマン、「NW-X1000」や「NW-A840」シリーズ、「NWD-W202」では、エクスプローラやiTunesなどからのドラッグ&ドロップに対応している。つまり、わざわざx-アプリを使わなくてもウォークマンに楽曲データを転送できるわけだ。
また音楽CDのリッピングに関しても、最初からパソコンに入っているアプリケーション(WindowsならWindows Media Player、MacならiTunes)を使えばよい。つまり、x-アプリの立ち位置が微妙になっているのである。今後どのような位置付けでx-アプリを進化させていくのか、注目したい部分である。
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| マスストレージクラス対応で、エクスプローラでのドラッグ&ドロップで楽曲が転送可能な「NW-X1000」シリーズ |
さて、x-アプリのリリースに合わせるかのように、「NW-A840」シリーズがいよいよ10月31日に発売される。そこで次回は、ウォークマンの最上位モデルである「NW-X1000」との比較レビューをお届けする。
両機種ともS-masterとデジタルノイズキャンセリングを搭載しており、音楽再生機能の面では非常に似ているが、異なっている点も多い。こうしたそれぞれのモデルの違いや特徴について解説していく。
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