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NetbookやノートPCにインストールして使えるナビ

これで今日からリア充! 助手席に置いて使うカーナビを試す!

2009年10月17日 12時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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下道~高速までの案内

 そんなワケで、下道は順調に東名まで案内してくれた。してくれたのだが、これ、走行中は画面が見られない……。助手席に置いているので当たり前だが、ナビをチラ見することができないのである。だが、元々カーナビは基本的に走行中は音声案内に頼るもの。画面を注視するのは停車時のみだ。チラ見できないだけで、それ以外は他のカーナビと変わらないで使える。音声もハッキリしているし、曲がるときには余裕を持ってアナウンスしてくれる。そういう意味でも、あまりこのへんはマイナス要素にはならないだろう。

プリウス純正ナビにも目的地をセットしたのだが、到着時間がなんと1時間も差が開いてしまった。MapFan Naviiが11:20、プリウス純正が10:20との表示。MapFan Naviiはかなり時間に余裕を持って検索してくれるので、実際はだいぶ短縮される

 東名高速に乗ったあともナビは順調に機能しているようだった。筆者は高速道路ではほぼ休憩しないため、画面は見られなかったが、ところどころでオービスなどの警告音が鳴っていた。そう、このMapFan Naviiにはオービスなどの情報があらかじめ収録されており、近づくと音で知らせてくれるので、ついうっかりスピードを出し過ぎてしまうことを抑止してくれるのだ。違反を防いでくれるのではなく、あくまでも警告してくれるだけなので、頼りすぎは厳禁だが、普通に安全運転していれば問題ないだろう。

 豊川インターを降りて、目的地である新城青年の家を目指す。去年、1度来ただけ(それも他人の運転で)なので若干心配だが、MapFan Naviiにすべてを託して一般道を走る。このとき、プリウスの純正ナビも同時に動かしていたのだが、まったく同じルートを示していた。ちょっと意地悪して、ルートを外れてみる。リルートはプリウス純正ナビよりも早かった。この辺はPCのスペックによって早くも遅くもなるだろう。筆者のNetbookはほぼデフォルトの状態でなので、結構サクサク動いていた。ちなみに、リルート後もプリウス純正ナビと同じルートだった。

ついに豊川インターを降りて新城市に突入! いくらナビがあると言っても、慣れない道は若干不安だ。信号で止まるたびにディスプレーに目をやり、ルートを確認してしまう

 一般道では赤信号に引っかかりまくったので、Netbookのディスプレーをチラチラと見ることができたのだが、やはりディスプレーが大きいのは便利だ。純正ナビよりも大きいので地図で周辺が把握しやすく、かつどのようなルートを通るのかがわかりやすい。例えば、ここから○○で右に曲がってその次は左に曲がるのか……と事前に把握できれば、間違った道を進んでしまう危険性を減らせるだろう。

的確に道案内をしてくれる。もし、車内で音楽を聴いている場合は、ナビの声がハッキリ聞こえるくらいまでボリュームを絞らないと、ナビを聞き逃してしまうこともあるので注意しよう

 そんなこんなで、無事に目的地に辿り着くことができた。GPSとNetbookの充電も4~5時間なら持ってくれたが、さらに長時間のドライブをするならシガーソケットから電源を取ったほうがいいだろう。

これが新城ラリーの舞台、ヘッドクォーターになる「新城青年の家」だ。正直、最初は不安だったけど、ちゃんと無事に着きました。帰りもこのナビを使う予定

(次ページへ続く)

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