下道~高速までの案内
そんなワケで、下道は順調に東名まで案内してくれた。してくれたのだが、これ、走行中は画面が見られない……。助手席に置いているので当たり前だが、ナビをチラ見することができないのである。だが、元々カーナビは基本的に走行中は音声案内に頼るもの。画面を注視するのは停車時のみだ。チラ見できないだけで、それ以外は他のカーナビと変わらないで使える。音声もハッキリしているし、曲がるときには余裕を持ってアナウンスしてくれる。そういう意味でも、あまりこのへんはマイナス要素にはならないだろう。
東名高速に乗ったあともナビは順調に機能しているようだった。筆者は高速道路ではほぼ休憩しないため、画面は見られなかったが、ところどころでオービスなどの警告音が鳴っていた。そう、このMapFan Naviiにはオービスなどの情報があらかじめ収録されており、近づくと音で知らせてくれるので、ついうっかりスピードを出し過ぎてしまうことを抑止してくれるのだ。違反を防いでくれるのではなく、あくまでも警告してくれるだけなので、頼りすぎは厳禁だが、普通に安全運転していれば問題ないだろう。
豊川インターを降りて、目的地である新城青年の家を目指す。去年、1度来ただけ(それも他人の運転で)なので若干心配だが、MapFan Naviiにすべてを託して一般道を走る。このとき、プリウスの純正ナビも同時に動かしていたのだが、まったく同じルートを示していた。ちょっと意地悪して、ルートを外れてみる。リルートはプリウス純正ナビよりも早かった。この辺はPCのスペックによって早くも遅くもなるだろう。筆者のNetbookはほぼデフォルトの状態でなので、結構サクサク動いていた。ちなみに、リルート後もプリウス純正ナビと同じルートだった。
一般道では赤信号に引っかかりまくったので、Netbookのディスプレーをチラチラと見ることができたのだが、やはりディスプレーが大きいのは便利だ。純正ナビよりも大きいので地図で周辺が把握しやすく、かつどのようなルートを通るのかがわかりやすい。例えば、ここから○○で右に曲がってその次は左に曲がるのか……と事前に把握できれば、間違った道を進んでしまう危険性を減らせるだろう。
そんなこんなで、無事に目的地に辿り着くことができた。GPSとNetbookの充電も4~5時間なら持ってくれたが、さらに長時間のドライブをするならシガーソケットから電源を取ったほうがいいだろう。
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