CEATEC JAPAN 2009のテレビ関連展示では、3Dや4K2K以外にも面白い次世代技術が見られた。
シャープブースでは、テレビとインターネットの連携デモとして、テレビ番組の評判をネットサービスから取得し、評価の高い/低いをアイコンで表示する機能を紹介していた。
また、視聴中の番組の気になる情報を「メモ」として保存し、後から詳細な情報をウェブから取得する、というデモも行なっていた。
パナソニックは次世代液晶&プラズマパネルを展示
パナソニックの液晶/プラズマテレビ「VIERA」では、従来の「YouTube」「アクトビラ」視聴機能に加え、「Google Map」を表示する機能をデモ。テレビの大画面に地図を表示して、リモコンでスクロールなどを行なえる。
また、液晶パネルについてもLEDバックライトを採用し、消費電力を従来比で半分に抑える「次世代IPSα」パネルを参考展示。バックライトのエリアコントロールにも対応し、動画解像度もアップしているという。
一方、プラズマについても従来の3倍の発光効率を実現した「NeoPDPeco」パネルを参考展示。輝度を下げずに2007年の機種と比較して消費電力は約3分の1になるという。
この秋冬の注目はLEDバックライト
ちなみに、各テレビメーカーとも発表済みの新製品をアピールしているが、そのトレンドはLEDバックライトになる。「CELL REGZA」(関連記事)は512分割というきめ細かいLEDバックライト制御により、500万:1というダイナミックコントラストを実現している。
シャープも、LEDバックライトを搭載する「LED AQUOS」(関連記事)を展示。その画質をアピールしていた。