京都クロスメディアエクスペリエンスの一環として開催された「CGアニメコンテスト」(その1、その2)。その翌日に開催されたのが「CGアニカップ 日×仏親善試合」というイベントだ。
これは剣道の試合のように、日仏で選抜された5人のクリエイターが団体戦を行ない勝負するというものだ。
試合は先鋒戦、次鋒戦、中堅戦、副将戦、大将戦の5回あり、どの作品をどこに当てていくかの戦術も勝敗を左右する。各試合の判定は、審査員5名による審判に加え、会場内の拍手の大きさも判定材料になる。
日本代表は、歴代のCGアニメコンテストから選ばれしクリエイター。フランス代表は、e-magiciens(イーマジジャンズ)というコンテストにおいて、EU 16ヵ国から選ばれた若きデジタルクリエイターたちだ。どんな映像作品なのかは、次のムービーを見てほしい(参戦していないムービーも含まれる)。
戦いの火蓋は、近畿経済産業局 コンテンツ支援室長の高木 英彦氏と、e-magiciens総合ディレクター Marie-Anne Fontnierさんからの挨拶で切って落とされた。
先鋒戦:日本
作品名:memory(CGアニメコンテスト佳作)
制作者:山元 隼一
たった7分で、人をここまで感動させられるのか!と驚かされる作品だ。あまりにも悲しすぎるお話で涙するだろう。この動画は、ニコニコ動画にもアップロードされているので、ぜひ見てほしい作品。
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