「イヴの時間」の吉浦康裕監督を
迎えてのトークショー
ネットでも面白すぎる!と評判が高かった「イヴの時間」を制作した吉浦 康裕監督は、大学時代に個人製作のアニメーションに取り組みだし、国内外で高い評価を得た。2003年には、東京国際アニメフェアにおいて、アニメ作品部門 優秀作品賞をはじめとした賞を数々受賞した経験を持つ。
もちろんCGを使って制作しており、若いCGクリエイターの憧れの的でもある。そんな監督を迎えて、ようやく感動の最終話がリリースされた「イブの時間」を元に、制作秘話や3DCGアニメの制作テクニックなどを紹介するセッションが開かれた。
まずは面白い!と絶賛される「イヴの時間」第1話の上映会。
15分のアニメーションながら、画面にどんどん吸い込まれるストーリーは確かに面白い。しかも、3DCGを随所に使っているが、2Dのアニメーションに自然に溶け込ませている技術もすごい!
この作品の監督を務めたのが、吉浦康裕氏だ。
さらには、3DCGで制作した背景や小物類と2Dのキャラクターをいかにして、自然に溶け込ませるか? パースをどうあわせるか? 透過などの処理はどうするのか? など、制作に踏み込んだ話題で会場を盛り上がらせた。
なお「イヴの時間」は、1話から最終話の6話までを10月31日まで無償で楽しめる。このチャンスにぜひGyaO!の「イヴの時間」までアクセスしてほしい。