ASUSTeKからのゲーマーおよびオーバークロッカー向けブランド「ROG」シリーズの「P55」搭載マザーボード「Maximus III Formula」の販売が今日からスタートした。
同製品は、すでに販売中のmicroATX対応モデル「Maximus III Gene」のATX版となる上位モデル。PWM回路はCPU用に16フェーズ、VTT用に3フェーズ、メモリ用に3フェーズをそれぞれ採用する。
拡張スロットはPCI Express(2.0) x16×2(動作モードはx16+x0/x8+x8)、PCI Express x4×1(x16形状)、PCI Express x1×2、PCI×2という構成で、マルチGPU機能としてNVIDIA SLIとATI CrossFireXをサポート。メモリスロットのDDR3 DIMM×4はDDR3-2133(OC)/2000(OC)/1600/1333/1066対応、最大16GBまで搭載可能。オンボードインターフェイスは、ギガビットイーサネット(Realtek/RTL8110SC)や「SupremeFX X-Fi discrete Audio Card」による8ch HDサウンド、IEEE1394、Serial ATA II×8、eSATA×2などを備える。
また、microATX対応モデル「Maximus III Gene」と同じく、「ROG Connect」をサポートするのもポイント。I/O部右端にあるUSBコネクタから、製品付属の専用ケーブルを使って他のPCと接続することで、接続先のPCからBIOS設定を直接変更可能とするという機能。別途、接続先のPCに専用アプリケーションをインストールする必要があるが、各種電圧や温度、ファン回転数のモニタリングが可能となる。価格はフェイス本店で3万1770円、TWOTOP秋葉原本店で3万1780円だ。