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秋葉原に新感覚献血ルーム“akiba:F”が誕生!

2009年09月30日 21時30分更新

文● 伊藤 真広

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献血室はまるで宇宙船?

 献血を行なう前に、問診表を元にお医者さんによる検診が行なわれる。検診はプライバシーを配慮して個室を利用する。検診が終わったら、血液の状態を調べるために血液検査を実施。この血液検査が終わったら、いよいよ献血台で、献血がスタートする。
 献血室は、病院のようにクリーム色の壁と床という無機質な雰囲気だったこれまでのイメージからはまったく想像も付かない、まるで映画に出てくる宇宙船のコールドスリープ室のような円形となっており、全部で20台の献血台が用意されている。
 オープン当初はすべての献血台は稼動せず、順次台数を増やしていく予定とのことだ。

ここから先が献血室。献血室といっても、壁で仕切られているわけではなく、開放的なオープンスペースとなっている

医師による検診を行なう部屋は個室で、部屋数は3つ。入口のランプが付いているときは検診可能。消えているときは検診中。ランプは検診を受ける人が座る椅子と連動しており、椅子に人が座るとランプが消える仕組みになっている

総合受付の正面にも、検診室の入口と同じランプが設置されており、一目でどの部屋が検診可能か判断できる

ここが成分献血を行なうための献血室。成分献血用の献血台は全部で16台用意されているが、オープンからしばらくの間は10台前後で運用するとのことだ

従来製品と違って、頭を乗せる部分の両側にスピーカーが埋め込まれている献血台

採血台には、iPod touchを接続した液晶テレビが各1台ずつ設置されており、献血のマスコットキャラクター“けんけつちゃん”によるアニメや初音ミク関連の動画を視聴できるとのこと

献血室の壁にも展示スペースは用意されていて、初音ミクのフィギュアが展示されていた

 当然のことだが、同施設は当日献血をする人の利用が優先される施設なので、献血をしない人は、献血作業の邪魔になることがないように、気をつけていただきたい。

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