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Ubuntu Magazine創刊 & NetWalker発売記念 第3弾!

もっと軽く! NetWalkerのデスクトップ環境を変えろ!

2009年09月30日 17時00分更新

文● vine_user(ブログ『独学Linux』)

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人気の週刊アスキーUbuntuムックシリーズが、初のUbuntu専門誌に変身。「Ubuntu Magazine Japan vol.01」は9月29日発売だ(価格1155円)

 ついに発売となった「Ubuntu Magazine Japan vol.01」。編集部ブログも無事オープン。というわけで、Ubuntu祭り第3弾として、Ubuntu Magazine著者陣によるシャープの「NetWalker」本音レビュー&使いこなしテクを特別掲載だっ! 今回はちょっと上級編。トライするときは自己責任で。事前にバックアップもしておこう。



デスクトップを変えて、気分も動作も軽く!

 今回、ネットブック超活用ガイドを担当したブログ『独学Linux』のvine_userです。デスクトップLinuxは、かつて低スペックでも十分に動くといわれていましたが、最新のハードウェアへの対応や機能の向上に伴い、メモリの容量もそれなりに十分でないと、快適に使うことは難しくなっています。NetWalkerのデスクトップには、Ubuntuと同様にGnomeという通常のPCに利用されるデスクトップ環境(注1)が採用されているため、NetWalkerのハードウェア構成では、アプリケーションの起動に時間がかかります。これが気になる方も多いのではないでしょうか?

NetWalker標準のGnomeデスクトップ環境。デスクトップに表示されたオリジナルのランチャーは、追加したり変更することも可能

 そこで、今回はNetWalkerで導入可能な軽量なデスクトップ環境をいくつか試してみました。メニューの表示など、いささか操作がわかりにくいものもあるかもしれませんが、使いやすく設定すれば、用途に応じたより快適な環境を整えることが可能になります。


注1 コンピュータのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を提供するパッケージ群の総称。それに付属する設定プログラムやアプリケーション群を合わせて、統合デスクトップ環境とも呼ばれる。


Gnomeから軽量なXfceに変えてみる!

 Xfceは、公式な派生ディストリビューションXubuntuで使われているデスクトップ環境です。ファイルマネージャ(注2)に軽量なThunarを、テキストエディタにMousepadを採用しています。パネル配置やメニュー構成がGnomeに似ており、Windowsユーザにもわかりやすいデスクトップになっています。

デスクトップの左上にあるApplicationsボタンがGnome のメニューに相当する。各種の設定を行なうには「設定」→「Xfce4設定マネジャー」を用いる


注2 Gnomeの「Nautilus」、KDE3の「Konqueror」、KDE4の「Dolphin」、LXDEの「PCMan」など、それぞれのデスクトップ環境によって独自のファイルマネージャが採用されている。


(次ページへ続く)

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