S200EXRの画質をチェック!
夜景による感度別比較
ISO 800からISO 1600で大きく画質が変化する。ISO 3200までは4000×3000ピクセルの解像度を保つが、ISO 6400では2816×2112ピクセル、ISO 12800では2048×1536ピクセルへと“多画素で1ピクセルを構成して画像を生成する”ために解像度が小さくなる。実質的にはISO 1600くらいまでが実用範囲ではないだろうか。ISO 3200以上では目立つノイズも含めてユーザー側で絵作りをする必要があると思う。
フィルムシミュレーションでの違いの比較
PROVIAとVelviaに関してはコントラストが高め。PROVIAは少し赤味が多めだが、Velviaは割と自然な色調に感じる。それらに対してASTIAはコントラストは抑え気味で肌色が一番素直に出ている印象を受ける。
ぼかしコントロールの比較
ぼかしコントロールはS200EXRのウリの一つだが、強度を強めるとぼかしたくない被写体にまで影響が出てしまう。強度1が自然でいい感じになっている。
Dレンジの違いによる比較
Dレンジ400%では車体の赤色のトーンと空の青さに100%と比較して深みを感じられる。このような機能は他社のデジカメにはないので、色の深みを気にするユーザーにはお勧めだ。
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