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「なくてはならない」エプソンの複合機が一挙登場!

2009年09月17日 22時30分更新

文● 広田稔/ASCII.jp編集部

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 今年も年賀状の季節が近付いてきている。年賀状作りと言えば、プリンターは欠かせないアイテムだ。8日に発表されたキヤノンの「ピクサス」シリーズに続き、17日にはエプソンが「カラリオ」シリーズの新製品を発表した。

 ラインアップは、5機種の複合機、1種類のA4プリンター、2種類の7インチ液晶付きのフォトプリンター、1種類のA2プリンターという合計9製品。9月25日から順次発売される予定だ。

主戦場となる複合機では、写真印刷向けで有線/無線LANに対応した「EP-902A」「EP-802A」という2機種が注目だ

2009年冬モデルの全ラインアップ

各製品の位置づけ

予想販売価格と発売日


暮らしの中で、なくてはならない存在

EP-902A。6色インクで有線/無線LANに対応。複数原稿のスキャンに役立つADFを備えている。予想販売価格は3万円台後半

EP-802A。6色インクで有線/無線LANに対応。予想販売価格は3万円台前半

EP-702A。6色インクで、予想販売価格は2万円台前半

PX-502A。4色インクで有線/無線LAN対応。予想販売価格は1万円台後半

PX-402A。4色インクで、予想販売価格は1万円台前半

 カラリオシリーズにおける今年のキーワードは「なくてはならない」というもの。

 近年、人気を集めているプリント/スキャン/コピーが可能な複合機では、「暮らしの中で、なくてはならない存在」というキャッチフレーズを掲げている。

 無線LANを搭載するネットブックや家庭用ゲーム機が増えてきたことを受けて、EP-902A/EP-802A/PX-502Aという3つの新機種では、有線/無線LANに標準対応した。AOSSやWPSといった機能に対応しており、ボタンを押すだけで簡単に無線LANを設定できるのも特徴だ。

 加えて、リビングなどを含む、家のどこにでも置けるデザインを目指している。EP-902A/EP-802A/EP-702Aにおいては、昨年にフルモデルチェンジした外観デザインがベースとなっている。今年はさらに天板の表面にドットパターンテクスチャーをほどこして、傷や指紋を目立ちにくくした。

A4プリンターのEP-302。6色インクで、予想販売価格は1万円台中盤


スライドショーも見られる新「カラリオ ミー」

E-800。4色インクで、操作用のキーボードが付属する。予想販売価格は5万円台中盤

E-600。4色インクで、予想販売価格は2万円台後半

 フォトプリンター「カラリオ ミー」シリーズには、7.0インチというフォトプリンターにしては大型の液晶ディスプレーを備えた「E-800」と「E-600」が追加された。写真印刷の用途だけでなく、大画面液晶を生かして写真のスライドショーも楽しめる。

 さらに上位の「E-800」はキーボードを備えており、ハガキ作成にも対応した。内蔵された素材コンテンツを使って裏面をデザインし、住所録データを元に宛名面を作ることが可能だ(住所録はCSVファイルを取り込める)。

カメラマンなどを対象にした「プロセレクション」シリーズの新製品としてA2プリンターのPX-5002も発表した。新たに採用したビビッドマゼンタ/ビビッドライトマゼンタを含む8色インクを採用。予想販売価格は15万円台後半


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