x264エンコード中の消費電力
最後に消費電力を見ていこう。Athlon II X4シリーズは、アイドル時とピーク時の消費電力差が80W近くもある。チップセットなどCPU以外の消費電力上昇分も含まれるとはいえ、かなり高めの数値だ。TDP95Wなので仕方がないとは言え、1万円ちょっとで購入できるCPUとしては高消費電力である。電源ユニットの容量は多少余裕を持ったほうがよいだろう。
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| 消費電力(単位:W) ←better |
クアッドコアCPUの価格破壊が始まる
L3キャッシュがないため、同クロックのPhenom IIシリーズよりも1割前後パフォーマンスが低い傾向がある。だが、クアッドコアで1万円台前半という価格は、低価格製品を狙うユーザーにはかなりのインパクトだ。動画エンコードといったL3キャッシュの影響がほとんど見られない用途がメインであれば、お買い得感は相当に高いと言える。需要の高いエンコード専用マシンを安く組み上げたいという人には、ぜひお勧めしたいCPUである。
興味深いのは現在IntelのクアッドコアCPUに、Athlon II X4シリーズのライバルとなるラインナップが存在しない点だ。このCPUをきっかけにIntelが低価格クアッドコアCPUを投入するようなことがあれば、近い将来に実売1万円台前半のCPUがクアッドコアだらけになることも十分考えられるだろう。
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| 動画エンコードなどのL3キャッシュの影響がほとんど見られない用途ならば、お買い得感は相当に高い | ||
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