このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

音質的には最上位並み!? 新ウォークマンを早速試す

2009年09月16日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

コストパフォーマンスの高い「NW-S640/S740」

NW-S740のゴールドモデル。従来モデルと比較して、横幅が42.9mmから39.7mmと約3mm小型化している

NW-S740のゴールドモデル。従来モデルと比較して、横幅が42.9mmから39.7mmと約3mm小型化している

 NW-A840と同時に発表された、NW-S740とNW-S640はその下位に位置する製品となる。若年層向けの製品ということもあり、カラーバリエーションは豊富で、NW-S640はホワイトとブルー、オレンジ、ピンク、NW-S740はブラックとゴールド、グリーン、バイオレットとそれぞれ4色を備える。

NW-S740(左)とNW-S640(右)のカラーバリエーション

 フラッシュメモリーの容量は、NW-S640が8GB(予想実売価格1万4000円前後)と16GB(1万7000円前後)、NW-S740が8GB(1万6000円前後)、16GB(1万9000円前後)、32GB(2万5000円前後)となる。発売日は8GBモデルが10月10日、それ以外は10月28日だ。

 NW-S740の32GBモデル以外は従来のSシリーズと同様、本体とドッキングが可能なスピーカー付属モデルが用意されているのが特徴だ。それぞれプラス約3000円となる。

NW-S740をドッキングスピーカーに装着したところ。本体とスピーカーでカラーが統一されている

NW-S740をドッキングスピーカーに装着したところ。本体とスピーカーでカラーが統一されている

スピーカー付属モデルの付属品一覧。ドッキングしてウォークマン本体の充電も可能だ

スピーカー付属モデルの付属品一覧。ドッキングしてウォークマン本体の充電も可能だ

 ドッキング用スピーカーは従来モデルから使い勝手が改善されており、ストラップやシリコンケースを付けたまま使えるようになった。また音質面においても、直線位相化を行なう「Linear Phase Correction」や仮想的に低域を増強する「Virtual Bass」を搭載することで強化が図られている。

 NW-A840と同様に、楽曲と同期して歌詞を表示する機能を搭載する。さらにドラッグ&ドロップでの音楽ファイルの転送やSD画質の動画の再生もサポートしている。

 NW-S640とNW-S740の違いとしては、ノイズキャンセリング機能の有無が挙げられる。NW-S740はアナログ式のノイズキャンセリング機能を搭載し、ソニーによれば周囲の騒音を約90%カットできるという。同じく約98%のNW-A840のデジタルノイズキャンセリングと比較すると効果は劣るが、10%未満の差しかないことを考えると、十分に恩恵を受けられるはずだ。

■関連サイト

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中