ヤマハから、フロントサラウンドシステム「YSP-4000」の後継となる「YSP-4100」が11月5日に発売される。予想実売価格は16万円前後。
YSPシリーズは、小型スピーカーの音に指向性を持たせた上でビーム状に放出し、壁に反射させることでサラウンド音声を実現するワンボックスタイプのサラウンドシステム。YSP-4000から奥行きが約54mm(144mm→90mm)薄型化された。
また、YSP-4000は5.1chサラウンド対応だったが、4100は7.1chサラウンドに対応。Blu-ray Discに収録されている「ドルビー TrueHD」や「dts-HD Master Audio」といったHDオーディオを大迫力で再生できる。
さらに音声ソースに合わせて臨場感の向上を図る「シネマDSP」に「ゲームモード」を追加。ゲームの音声もよりリアルに再生できるようになった。
入力端子はYSP-4000がHDMI×2、光デジタル×3、同軸デジタル×1、アナログ×3だったのに対し、YSP-4100はHDMI×4となり、その代わりに光デジタルとアナログが各々×2に削られた。HDMIはテレビメーカー各社のHDMIリンク機能に対応する。
なお、YSP-4100を内蔵したラックシアターシステム「YSP-LC4100」も同時に発売される(予想実売価格は20万円前後)。