このページの本文へ

iPhone vs Android&Windows Mobile連合軍 アプリで対決 第3回

iPhone&Android&WMアプリ 【3日目】は動画/画像系だ!

2009年09月11日 18時00分更新

文● ヤシマノブユキ、memn0ck、ASCII.jp編集部 協力●松村太郎、ASCII.jp編集部ほか

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

画像編集・管理ソフト

 通常のケータイと同様にiPhoneを始めとするスマートフォンにも、デジカメ機能は搭載されている。しかし、ただ撮影するだけでなく、追加のソフトで色々加工したり、遊べるのがスマートフォンのメリット。そんな画像編集ソフトを中心に紹介しよう。

iPhone

iPhone用アプリ


Cropulator

 Cropulator 1.3

 作者:Digital Film Tools
 価格:115円


 写真の必要な部分だけ切り取るトリミングに対応した写真加工アプリケーション。トリミングは指で範囲を指定するほかに、数値を入力して行なうこともできる。また写真のリサイズや回転も可能。回転は角度を数字で入れるだけでなく、基準となる直線を引くことで自由な角度に回すことも可能だ。回転だけなら「Rotator」というアプリも便利。

慣れるまでは画面をタッチしながら切り抜きサイズを決めていくのは難しく感じるが、切り抜きサイズを設定しながら中央に切り抜き後の画像サイズが表示されるのは便利



ePhotoChest

 ePhotoChest 1.3

 作者:Microtech Corp.
 価格:無料


 写真アルバムやカメラから取り込める画像ビューアーだが、他人に見られたくないものについては、パスワードでロックしたアルバムを作れる。ビューアーとしてはスライドショー機能や本体を傾けると画像送り、振るもしくは伏せると終了/ロックがかかるといった操作設定がおもしろい。

起動するとロゴが表示された後にパスワード入力画面が表示される



スタンぱ! 絵文字&モザイク

 スタンぱ! 絵文字&モザイク 1.0

 作者:SEPV CORPORATION
 価格:230円


 写真にiPhoneに付属する471種類の絵文字をスタンプのように押したり、特定の範囲をぼかしたり、モザイクをかけたりできる画像加工が行なえる。スタンプは複数押すことができ、押したスタンプを個別に削除も可能だ。モザイクやぼかしも粗さや強さを変更でき、指定した範囲を加工できるため、顔出ししたくない写真をウェブ公開などする場合にiPhoneのみで処理できて便利だ。処理がしやすいよう顔認識機能も持っている。

スタンぱ! 絵文字&モザイクの画面1

左下に宇宙人のアイコンをスタンプし、中央にモザイクをかけてみた。スタンプを押したり、モザイクやぼかしの加工をするにはダブルタップをすればいい

スタンぱ! 絵文字&モザイクの画面2

モザイクとぼかしの切り替えや粗さ・強さの変更を設定から行なうのはやや面倒に感じた



KODAK PRINT

 KODAK PRINT 1.02

 作者:アセンディア
 価格:無料


 iPhoneで撮った写真をプリント注文できるネットサービス。画像は保存された写真アルバムからも選択可能。操作も簡単で、写真選択タブから画像を選び、印刷設定タブでサイズや枚数を決めてから、注文タブで個人情報や郵送条件を入力して注文すると後日印刷された写真が送付されてくる。画像のサイズによって印刷してもキレイか粗いかといった品質表示があるのも便利。印刷はL判1枚10円。画像のアップロードには設定で3G回線も利用できるが、時間は長くかかる。

KODAK PRINTの画面1

画像を選んで、印刷設定で確認し、住所などの個人情報を入力など数ステップで、印刷したものが数日後に届く

KODAK PRINTの画面2

プリクラシール型での印刷も可能

Android

Android用アプリ


PicSay

 PicSay 1.2.8

 作者:Shinycore
 価格:無料


 カメラで撮影をした写真などに文字やスタンプ、エフェクトなどの加工ができる。文字挿入はフォントや色のほか、多くのデコレーションを行なえ、漫画の噴出しのようなバルーンに入れることも可能だ。

 スタンプもEye & Eyewear、Hair、Hats & Helmets、Romance、Celebrations、Signs & Symbolsといったカテゴリにそれぞれ多数のアイテムが登録されており、好きな場所に押せる。エフェクトもモザイクや明るさ、コントラストなど多くの処理ができ、画像加工アプリケーションとしてはかなり便利に利用できる。保存だけでなく、GmailやPicasa、Twidroidなど他のWebサービスやアプリとの連携が可能である。

PicSayの画面1

写真に文字を追加したり、各種のエフェクト処理などをかけることができる

PicSayの画面2

画像を開き、メニューボタンを押すと「バルーン文字挿入(Word Balloon)」、「タイトル(Title)」、「スタンプ(Props)」、「エフェクト(Effects)」といった画像加工が行なえる

Windows Mobile

Windows Mobile用アプリ


S2V (Slide 2 View)

 S2V (Slide 2 View) 0.42

 作者:A_C
 価格:無料


 iPhoneなどのように画面を指でなぞって操作できるタッチオペレーションに対応した画像ビューアー。ページめくりなどの画面遷移時も凝ったアニメーションで表示される。サムネイル表示もでき、単機能ながらその操作感で楽しく画像を見ることができるだろう。

S2V (Slide 2 View)の画面1

ワイドVGA画面だとおよそ4列×6行の24個のサムネイルが表示できる

S2V (Slide 2 View)の画面2

フォルダを変更したいときには、画面下部にある左矢印のボタンを押せば良い。画像をタップすると個別表示できる



XnView Pocket

 XnView Pocket 1.51

 作者:XnView Pocket
 価格:無料


 多機能な画像ビューワー。フォルダー内の画像をサムネイルで一覧表示したり、画像の全画面表示、スライドショー機能などに対応している。また、画像の回転やリサイズなど編集もでき、ちょっとした画像加工なら端末内で済んでしまう。

XnView Pocketの画面1

フォルダーのツリー表示などはWindowsっぽさを感じる。フォルダー表示部とサムネイル表示部の境界線をホールドして移動させれば、表示領域を変更できる

XnView Pocketの画面2

個別表示時には画面をホールドするとメニューが表示される



PhotoResize

 PhotoResize

 作者:Fabrizio Russo
 価格:無料


 特定のフォルダ内にある複数のJPEG形式の画像ファイルを一気にリサイズできる。変換後の画像サイズは、320×240、640×480、1024×768、75%、50%などから選択。さらに縦横(アスペクト比)を保持するかどうかや、JPEG圧縮率、変換元のフォルダー、変換後に保存するフォルダを設定するだけで、まとめて画像変換ができる。ブログに一気にアップロードする場合などに便利。

PhotoResizeの画面1

まず変換元と変換後のフォルダの選択や画像サイズ、アスペクト比を保持するかどうかの設定を済ませたのち、Nextをタップして、画像圧縮率や変換時にサムネイルを表示するかどうかを選択する

PhotoResizeの画面2

フォルダなどの設定を記憶してくれないのはやや残念な点だ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン