50%速いっ! 新iPod touch
iPod touchは、タッチパネルを備えた製品。音楽プレーヤーの用途以外にも、iPhoneのようにアプリをダウンロードして使えるのが特徴だ。
新しい第3世代では、8/32/64GBという3つのラインアップが用意する(Apple Storeで見る)。このうち8GBモデルは従来と変わらず、32/64GBモデルは新しい仕様という構成になっている。価格は8GBモデルが1万9800円、32GBモデルが2万9800円、64GBモデルが3万9800円。
32/64GBでは、従来モデルと比べて最大で50%も速度が向上したとのこと。iPhone 3GSと同様「OpenGL ES Version 2.0」をサポートし、より高度なグラフィックのアプリが開発できるようになった。
32/64GBモデルでは、iPhone 3GSで採用する「音声コントロール」も新たにサポートした。特定のプレイリストやアーティストの曲を声で指示して、再生、スキップ、シャッフルすることができる。これに伴い、付属品としてマイク付きのヘッドホン「Apple Earphones with Remote and Mic」が用意されるようになった。
このほか、iPod touchでアプリを購入できる「App Store」アプリにて、手持ちのiPhoneアプリを元に気に入りそうなアプリを推薦してくれる「Genius」機能が加わった。これは、同時に発表されたiPhone/iPod touch用の新ソフトウェア「iPhone OS 3.1」でサポートした機能だ。
バッテリー駆動時間は音楽再生で約30時間、ビデオ再生で約6時間。本体サイズは、幅61.8×奥行き8.5×高さ110mmで、重量は115g。
限定モデル用意するiPod shuffle
iPod shuffleは、大人の親指ほどの本体サイズを実現し、背面のクリップで服などに留められるのが特徴の音楽プレーヤー(Apple Storeで見る)。「VoiceOver」という読み上げ機能を用意しており、液晶ディスプレーなしでも曲名やアーティスト名などを音声で確認できる(関連記事)。
最新モデルでは、カラーバリエーションが2色から5色に増えたマイナーチェンジにとどまる。ディスク容量は5色とも、2/4GBから選べる。これらの標準モデルに加えて、光沢ステンレススチールボディーのものをApple Store限定で発売する。価格は2GBモデルが5800円、4GBモデルが7800円、Apple Store限定モデル(4GB)が9800円。
バッテリー駆動時間は最大10時間。本体サイズは幅17.5×奥行き7.8×高さ45.2mmで、重量は10.7g(Apple Store限定モデルは17.2g)。
容量アップで値下げしたiPod classic
iPod classicは、大容量のHDDの搭載し、音楽やビデオを数多く持ち歩いて再生できるという位置づけの製品だ(Apple Storeで見る)。
最新モデルでは、従来の120GBから160GBに容量が拡張された。それでいて価格は、2万9800円から2万4800円に引き下げられている。
バッテリー駆動時間は音楽再生で最大36時間、ビデオ再生で最大6時間。本体サイズは幅61.8×奥行き10.5×高さ103.5mm、重量は140gで、従来モデルと同じ厚さと重さを保っている。