消費電力
最後に消費電力を見てみよう。OS起動後30分放置した状態をアイドル時、3DMark06および3DMark VantageのCPUテストを実行した場合の、最大消費電力をそれぞれ取得したのが下のグラフだ。
アイドル時の電力は35Wという差をつけてi5-750が圧倒的に低い。同じ45nmプロセスのCPUだが、i5-750のアイドル時の最低クロックはx9倍の1.2GHzまで落ちるのが効いている。また電圧も0.8V台まで下がることも大きな要因だろう。
しかし、3DMark06、3DMark Vantageを実行してもi5-750は圧倒的にi7-920よりも低い消費電力を実現している。この差はCPUだけではなく、マザーボードレベル、つまり1チップ化したP55の恩恵によるものだと思われる。
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パフォーマンスで一歩及ばないi5-750だが
消費電力の低さが魅力
Sandra 2009の結果は別として、3DMark系やゲームをプレイする上で、i5-750とi7-920の違いはほとんどないと言って差し支えない。その一方でエンコードでは大きな差が付くため、映像や動画を扱うならi5-750よりもi7-920を選ぶのがベストだろう。
しかし、何より新しいプラットフォーム最大の魅力は消費電力の低さだ。40~50Wという差で同じくらいの性能を発揮するというのは、まさに驚異的。メモリ周りのパフォーマンスが落ちてるとはいえ、消費電力とのトレードオフと考えれば十分、選択の天秤に掛ける価値がある。
加えてi5-750の場合、価格の安さも魅力だ。i7-920が3万円前後なのに対し、i5-750は2万3000円前後と7千円も安価。メモリも3枚単位ではなく2枚単位という点もコストパフォーマンスの点で有利なことを考えると、i5-750を使った自作は、これからのトレンド、主流になっていくだろう。それは、文字通りパフォーマンスデスクトップにおいてCore 2シリーズの終焉を意味している。
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