このページの本文へ

エイチアイとAnyのアバターASPシステムを国内採用したマイスペース株式会社が
英語圏向けにアバターサービスを開始

2009年09月03日 11時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

エイチアイとAnyのアバターASPシステムを国内採用したマイスペース株式会社が
英語圏向けにアバターサービスを開始

 株式会社エイチアイ (本社:東京都目黒区、代表取締役社長兼CEO:川端一生、以下、エイチアイ)は、本日より、MySpace Japanを運営するマイスペース株式会社が「MySpace」の英語圏向けに3Dアバターサービスを開始するにあたり、株式会社Any (本社:東京都渋谷区、代表取締役 CEO:畑野 仁一、以下、Any )と協業で開発したアバター(*1)ASP(*2)システムを提供したことを発表いたします。
 本システムは、2009年4月よりMySpace Japanに提供が開始されておりましたが(*3)、英語圏向けにも採用されたことにより、MySpace Japan初のオフィシャルアバターサービスとして、全世界のユーザに提供されます。

 本システムを利用した3Dアバターは、MySpaceが2008年3月より公開している、ユーザが自由にアプリケーションを開発できる開発者向けプラットフォーム「MySpace Developer Platform」(*4)上のアプリケーションとして動作します。
 本システムは、エイチアイが開発したPCとモバイルの双方に導入が可能な3Dアバター描画モジュール(*5)と、Anyの持つ2000種類を超える3Dアバターアイテムから構成されており、本件でAnyは、MySpaceユーザへアバターアイテムを販売することで収益を獲得し、その収益をエイチアイと分配します。エイチアイとAnyは、今後も本システムをSNSやブログなどのサービスを行う企業に積極的に提供し、アイテム課金を中心にしたレベニューシェアモデルのアバターASP事業を強力に推進してまいります。

 エイチアイは今後も、さらなる成長が期待できるアバター事業領域において、さまざまな機能ならびにサービスをグローバルに提案すべく、積極的な機能開発、事業開拓に注力してまいります。



*1 アバター
インターネットコミュニティにおいて、自分の分身として画面上に登場するキャラクタ。

*2 ASP
Application Service Provider (アプリケーションサービスプロバイダ)の略。インターネット等のネットワークを通じて、アプリケーションソフトウェアや付随するサービスを顧客に提供するビジネスモデル。

*3 2009年4月22日のプレスリリース記事をご参照ください。
http://www.hicorp.co.jp/pressroom/for_press/2009/press_090422.html

*4 MySpace Developer Platform
MySpace上で開発者が自由にアプリケーションを開発、登録し、全世界のユーザ向けに公開できるプラットフォーム。OpenSocial(Google, Inc.が発表した、SNSをはじめとする複数のWebサイトを横断して稼動するアプリケーションを開発するための、共通のAPIの体系及びその規格)に準拠しており、JavaScriptやFlashでのアプリケーション開発が可能です。
詳しくは、MySpace Developer Platform のWebサイト(http://developer.myspace.com/community/)をご覧ください。

*5 3Dアバター描画モジュール
ソフトウェアにおいて3Dアバターの描画を実現する機能。


*MascotCapsuleは、エイチアイの日本における登録商標です。 
*その他の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。


【Anyについて】
 3Dアバター・サービス「Any」は、2006年 6月にオープン型SNSとしてサービスを開始。現在の会員数は約90万人。2007年10月よりPCとケータイの両方で利用が可能な7頭身の3Dアバターサービスを開始。また、2008年2月には、顔写真から自分に似たアバターを作成することができ、自分似の3Dアバターを作成可能なサービス「アバちぇき」をリリース。2008年12月より、Any社の3DアバターをASP化して、ソーシャルプラットフォーム各社への提供を開始。

【エイチアイについて】
 エイチアイは、組込み機器向けミドルウェア開発の分野で市場をリードする研究開発型企業です。主力製品のリアルタイム3D描画エンジン“MascotCapsule”は、国内携帯電話事業者5社をはじめ米国、韓国、中国など国内外のさまざまな携帯電話プラットフォームに採用されています。また国内および海外の大手携帯電話メーカともグローバルライセンス契約を結んでおり、MascotCapsuleが搭載された携帯電話の世界累計出荷台数は、2009年3月末時点で5億台を突破いたしました。
 MascotCapsuleを利用し、コンシューマゲームのクオリティに劣らない多様な3Dコンテンツや3Dを利用したユーザインターフェースなどが、既に広く提供されています。
 今後は、家電など携帯端末以外のさまざまな組込み機器へのエンジン提供も、積極的に行ってまいります。詳細については、エイチアイのホームページ(http://www.hicorp.co.jp)をご覧ください。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社エイチアイ
広報担当:マーケティング部  増田 豊味
E-mail:press@hicorp.co.jp
〒153-0043 東京都目黒区東山1-4-4
目黒東山ビル5F
Tel:03- 3710-9376 Fax:03-5773-8660


News2uリリース詳細へ

  • 3Dアバターイメージ

News2u リリース詳細へ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中